2020年1月3日金曜日

初めての「プリン」

1月2日。星期四。            計測忘れ。

 朝食は先日のちゃんぽんの残りの半分。2人前作って食べた残りがこれだけの量あるんだから、チルドの2人前の量って結構多いんだな。もっとも野菜もかなり加えたんではあるが。

 処分品の生クリームを使った「カスタードプリン」を作る。製作過程で、かなり濃厚なものができることを確認した。カラメルソースはちょっとトチったが、まあ何とかなるだろうという勝手な判断をして終了。明日が楽しみだ。

 洗濯。乾燥してるんで部屋干しを決め込む。花粉症のケイのにぃにぃのこともあり、できれば四季を通して部屋干しにしたいものだ。

 庭作業は九条ねぎとセリの収穫。セリは気温が下がったせいか大きくはないが数が多い。その勢力はますます拡大しているようだ。以前のランナーは完全に枯れ死しており、順調に更新している。スーパーで買ったものの根がこんなに増えるとは、ただただ驚いている。

 今日は新聞が休みなんで、坂口安吾を読む。戦争における狂気と、キリスト教殉教者の狂気を比較した考察はおもしろかったが、何しろ文章がくどく、読後ゲップが出た。
 年賀状は2枚。Wとエダルからである。両者とも付き合いが長い。Wは奥さんが書いたもので、今回は奥さん名義で返事を書く。エダルには普通に。63円切手しかないので明日郵便局へ行くしかない。

 昼食は「ざるそば」。信州そばだが、ケイのにぃにぃが買ったもので安かったらしい。年越しそばとして食ったものと比較すると、やはり差がついてしまうが、これはこれでうまかった。
 俺はこれに「ミニいくら丼」。

 午後のロードショーは「きっとここが帰る場所」。2011年パオロ・ソレンティーノ監督作品。主演はショーン・ペン。オカマメイクの元ロックスターが、30年も音信不通の父親の死をきっかけに父親の復讐の相手をさがす旅に出るという独特のユーモアの語り口で描くロード・ムービーである。
 彼なりの復讐を終えてオカマメイクもやめて素の自分の姿で帰ってくるまでのお話。よくわからないがなんとも脱力映画である。
 それにしても映画が始まる前の製作者のタイトルの多いこと、10以上はあったな。

 久しぶりに「雲南紅茶」を飲む。今年は中国茶を消費しよう。5年以上経っているものばかりだしなあ。
 ラジオのトラフィックインフォーメーションでは帰省ラッシュが始まってるって。耳を疑ったが、本当らしい。「働き方改革」って言葉先行で何も変わってないってことだよな。みんな同じ日に働いて、同じ日に休みをとってるからこういうことになるわけだろう。同じような時間に働いてるから満員電車がなくならないわけだし。

 夕食は「煮こごり(ハム&れんこん)」、「中華風鍋(鶏もも肉、しめじ、豆腐、ネギ、セリ)」、「にしんの白子のポン酢漬け」。
 発泡酒~焼酎のお湯割りをちびちびやりながらアニメ鑑賞。「鉄人28号」15話~17話。
15と16は京都編で、敷島博士の戦時におけるプライバシーが暴かれるというオリジナルストーリーだ。エンドタイトルでは「何故にあなたは京都へ行く」というチェリッシュのヒット曲が流されるという凝りようである。
 京都行き列車の中で大塚署長がスキットルを取り出し、敷島博士とウイスキーを飲むシーンは「こどもアニメ」では観られないものだ。製作者の遊びが随所に見られて楽しい。
 17話のファイアー博士のエピソードは、オリジナルでは物足りないと感じていたことを思い出した。当時は劇画がというより、ストーリーものはリアルなものが流行りだしていた頃で、ちょうど自分の成長の流れに符合していた頃で、横山作品のきれいごとに不満を持ち始めていた。これが今川さんの手にかかって料理されるのを見るのが楽しみだ。これから物語は原作とどんどん乖離してゆくんである。
 鍋の残り汁に冷や飯を突っ込んで雑炊の準備をしたあと、9時過ぎダウン。

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