朝ラジオでの「ジェットストリーム」では今年90歳になるバート・バカラックの特集(と言っても1日3曲)をやっている。今回はエルビス・プレスリーの「anyday now」が流れた。初めて聴くカバーであり、ライブでも歌っていたらしい。こういうのって得意な人だから聴き応え十分だった。
それにひきかえFM東京の朝番組のパーソナリティの酷さは、会社にメールしたくなるほどひどいもので、メインの男性パーソナリティも訂正するところもあった。月曜から水曜、木曜と金曜、と二人の女性パーソナリティのことを書いてるんだが、ニュースの読み方は小学生よりもひどいんじゃあないだろうか?会社側としては朝だからこんなひどいのを使っているんだろうか?男性パーソナリティが良い(特に金曜日)ので我慢して聴いていたが、1時間ともたない。JWAVEやインターFMや国営放送に変えた。やれやれ。
朝から風が強い。買い物を済ませてから近所の家に自転車をとりにゆく。住んでた方から頂いたものである。先日ご夫婦で施設に入られた方で 、班長としては普通の処理の仕方をしただけであるが、その施設まで義母から預かった香典(奥様が亡くなった)を届けに行ったお礼にと、先日俺が旅行中に実家を訪れ義母に伝えていったということだ。
空気は抜けていたが、どうやら使いやすそうである。後部に荷物代があるのがいい。
強い風の中、第1の畝に苗床を作り種をまいた。エゴマ、青しそ、みつば、バジルの4種。続けて唐辛子とマリーゴールドのポットまき。唐辛子は去年収穫したものの種。マリーゴールドは俺には珍しく実のならないもの。これはミニトマトのたねを買いに行った時、どうしてももう一つ(2個100円)が見つからず、仕方なく手にしたものである。
好きな作品を作る監督に市川準がいるが、その監督のまだ観ていない作品の題名が「東京マリーゴールド」なんで。田中麗奈主演。「BUSU」で富田靖子をうまく使ってたんで、ちょっと楽しみな作品ではあるが。
この日の強風で完全ノックアウトとなった「ジョー」。 |
昼飯前にスリッパと買い物袋の修理。スリッパは底のはがれ、買い物袋は紐のはがれであり両方共接着剤で対応した。お亡くなりになるまで更に働いてもらおうじゃないか。
昼食はインスタントラーメンを煮込みラーメン風にしたもの。最初にラーメンつゆで炒めた野菜を煮込み、そこへインスタント麺を投入して作る。自家製キャベツ大量投入。
午後はキウイの強制。伸びた枝をすべて駐車場の屋根沿いに誘導する。庭や母屋の方へは伸ばさせないようにする。去年は花を咲かせなかったが、今年はかなりついており、木が存続に対する危機感を持ったためと判断している。強めの剪定をすると気が元気になるのと同じ理屈である。
また、自主的に駐車場方面に伸ばしている枝も数本あり、学習能力もありそうだ。中国原産のキウイは放置すると(今まで放置同然だった)どうにも管理しきれなくなるのは人間も同じ?いやいや、今は日本人もほとんど変わりがなくなってきている。
続けてブルーべリーの鳥対策のためのネットを掛けるための採寸。どのくらいの長さの支柱が何本必要かを割り出すためで、概ねの単価などは先日ホームセンターへ行ってメモしてきてある。
はぐら瓜、ゴーヤー、ヘチマも隣の駐車場の屋根裏に這わすつもりで採寸し、アイデアのまとめに入った。この屋根裏に使っていない8本の物干し竿を吊るすんである。これにワイヤーを等間隔に結ぶと完成する。ワイヤー自体はそれほど高価なものではないので安価で完成する予定である。100均で買ったネットはこれらの実の重量に耐えられないことを先日訪れた友人エダルに指摘されてから考え続けてきたアイデアである。なるべく家にある不用品を使うよう心がけているのは年金生活者になったからというわけではない。
続けてきゅうり、なす、スナップエンドウ、インゲン、トマト2種に必要な支柱の合計数の算出と在庫数を引いて補充本数を算出してみた。昨年までより圧倒的に数が増えているので補充もかなりの数になりそうだ。やはり長さが180cm以上ないとダメなことは昨年の茄子やインゲンで思い知らされている。ある程度というか、がっしりしていないと野菜たちも今日のような風の強い日などかなりストレスを感じるかもしれないと思うんだが、どうだろう?最近野菜のストレスについてケイのにぃにぃによく説明を受けているんで、そこからの発想なんである。
夕食は「葉タマネギと油揚げの煮物」、「炒り鶏(筑前煮のようなもの)」、「ニラともやしの味噌炒め」、「エリンギとしめじの焼きびたし」、「茄子の味噌汁」。
発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。1964年作品。「シェルブールの雨傘」。フランスの有名なミュージカル映画で初めて観る。偶然だが先日訪れた友人エダルの大好物作品であり、当時盛んに口にしていたのを思い出した。が、俺が当時夢中になっていたものとはかけ離れたジャンルだったんで、今の今まで観ることがなかった。が、昨年だったか、この作品とほぼ同じスタッフで作られた「ロシュフォールの恋人たち」を先に観ていて、ちょっと観る気になったんである。
兵役で2年間留守の貧乏な恋人がありながら、しかも身ごもっているのにお金持ちと結婚してしまうというひどい話で、その娘の家は題名通りの「シェルブールの雨傘屋」なんだが借金まみれの母娘生活でぇ.......。
セリフはぜんぶ歌であり、つまりオペラ形式というものなんだろうか?それでも耳に残る曲の主題は2曲あり、そのひとつはあまりにも有名でこの場面からすると「ウエストサイド物語」の「tonight」に相当すると思うが、もうひとつはカバーで聴いたことがありそれがだれだったかなかなか思い出せずにいた。これも老化のうちと諦めかけた時思い出した。
セルジオ・メンデスだ。これが含まれているCDも持ってる。早速明日確認してみよう。フランス映画作品とボサノヴァは密接な関係があるようだ。「黒いオルフェ」とか「男と女」とか.....。この曲もカバーはボサノヴァである。
貧乏な恋人が赴く戦地はアルジェリアであり、そこからある映画を思い出した。「名誉と栄光のためでなく」。これも懐かしいな。
で、作品に戻ると、最初の別れ方が印象的だったな。列車に乗った貧乏な恋人が去った後、すぐに一度も振り返らずにさっさと帰ってゆく娘の姿で、なんと未練がましくない場面だろうという印象である。これが金持ちと結婚してしまう伏線だったかもしれない。
俺としては物語と音楽はやはり別にして欲しいな。前出の「ウエストサイド物語」のように。あれは名作だと思うが、こちらはどうも...。ミシェルルグランさんごめんなさい。
〆にジンを1杯なめてから9時過ぎにダウン。
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