2014年1月9日木曜日

ゼログラヴィティがすごい!

 前日夜の続きで、朝6時ころから対キウイ戦最後の戦いを始めた。皮をむき手でつぶしながら、選別したり固い繊維質を取り除いたりして計量したら、前夜と同じ1.8kあった。しかもこの日の2回ともである。これに対し今年は40%の砂糖を加えている。前回は50%だったが、ちょっと酸味があるほうが好きな俺の好みに合わせた。
 作業が終わったのが11時ころだから、5時間かかったことになる。それまでも1クールが2時間以上かかってたから、慣れてきたとはいえ、これ以上の短縮は無理なのかもしれない。キウイ自体に問題がなければ、ミキサーに突っ込んで済ますことができれば1時間近く短縮できるんだろうな。
 しかし、これで朝食のフルーツヨーグルトのソースには当分困らない。次回は、キウイがなくなり梅酒から梅を取り出して製造する予定である。

 昼はお隣から頂いた白菜を使って「白菜のジョン(チヂミ)」。チヂミが北朝鮮の呼び方であることを知ってから韓国の呼び方である「ジョン」を使うようにしている。

 予定では午後から恒例の七福神めぐりをすることになっていたんだが、天気が崩れることがかなりの高い確率であることが報じられていたので中止にした。
 そこで代替え案は映画劇場鑑賞である。

 「ゼログラヴィティ」。久しぶりに有楽町で観ることにした。劇場は「丸の内ルーブル」。以前は「丸の内ピカデリー」と呼ばれていた。ここでは過去二ケタ近くの映画を観ている。スカラ座や日比谷映画よりも多いんじゃないかな。「ある愛の歌」、「戦争と平和(米版)」、「暗くなるまで待って」などなど。オールナイトの「人間の条件」では、第一部の途中から寝始め、結局最後まで寝てしまったというバカなことをやってしまったっけ。
 リフォームされた劇場は今風に見やすくなっていて、コップホルダーなどついており、当たり前のように全席指定である。昔は指定席料金があり、どんなに混んでいてもそこだけがらんとしていることが結構あったな。
 今回初体験の3Dである。シニア料金千円のほかに3Dのメガネ料金400円を取られる。それでも一般料金1800円より安い。映画業界ではまだシニアの対象は60歳からである。これも65歳に引き上がってしまうんだろうか?


 期待以上の作品。娯楽作品として超一級である。しかも90分。俳優(ほぼ二人だけ)良し、映像良し、音楽良し、話良し。満足度100%(映画広告のようだ)。食い入るように画面をのぞき、飛んでくる宇宙塵にはのけぞった。
J・クルーニーはもうけ役だが、彼にぴったりの役であり、楽しそうに演じているのが伝わってくるようである。S・ブロックの宇宙船コックピットでの長いカットでは、演技のうまさをじっくり見せた。おまけはヒューストンからの声役のE・ハリスだ。彼は宇宙映画、それも名作とされている映画にふたつも出ていて、これが声だけではあるが3作目となるだろう。ちなみにその映画は「ライトスタッフ」と「アポロ13」だ。
 主人公の涙の一粒がこちらに向かってくる。3Dの醍醐味をこのワンシーンで感じた。涙一粒400円也。

 帰り道ビックカメラでプラモデル用のニッパーを買った。10年くらい前に買った二つの飛行機のプラモデル、そろそろ作ろうかなと考えている。

 昨夜のメニューは「鶏肉の甘辛煮」、「タア菜、ベーコン人参の中華スープ」、「いんげんの胡麻マヨ和え」、「だいこんとかぶの葉のナムル」。
 

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