2014年1月16日木曜日

初心に帰って

 
まずは布袋尊からである。と、思ってのぞいたところにあったのが
右の像である。なんでもえんま様の部下だそうで、地獄の入口で入獄者の衣類をはいでしまう奴らしいんだが、それにしても気持ちの悪い形相である。中央に位置するえんま様より怖い。で、本来の目的であった布袋尊は、というとちょうど反対側にあった。
場所は新宿、太宗寺。ここには布袋尊の隣には「塩かけ地蔵」なんてものもある。場所が場所だけに水商売と関係ありそな感もある。ヒョウ柄のジャンバーを着たお爺さんなんかもお参りに来てた。


毎年恒例の七福神めぐり、今年は新宿である。60年以上生きてきて、初心に帰って生まれた土地に戻ってきた。で、陳腐なタイトルにしちまったんである。出生は新宿は新大久保である。まぁ正確なところはわからないが、今となっては確かめるすべもないから、これで良しとしよう。
 さてここから鬼王神社までは距離が少しあり、途中には花園神社がある。七福神を祀っていないが、ついでなんでここもお参りし、名物の花園饅頭を買った。饅頭のほうが主目的である。1個300円以上するものだが、3個入りのものがあったので、それを買った。待っている間休み処があり、お茶と甘栗のサービスを受けた。恐縮してウサギの絵が付いたお菓子を紅白各ひとつずつ買った。会計の時に年始のサービスとやらで「春日山」というお菓子を二つ頂いた。あっという間に甘いものでいっぱいになってしまった。
花園神社では芸能浅間神社なるものもあり、やはり土地柄なのだろうと思った。              そこから紙袋を下げ、ラブホテル街を通り抜け鬼王神社へ。
 
鬼王神社 (恵比寿)、厳島神社(弁財天)、法善寺(寿老人)、永福寺(福禄寿)、経王寺(大黒天)と流してきて感じたのは、鏡開き後の七福神めぐりは結構寂しいものであるということである。法善寺などは、普通の民家の中に祀られているので、玄関の戸を開けて入るしかなく、黙って入ると泥棒扱いを受けたりするんではなかろうかと危惧してしまうくらいである。板橋でもそんなところがあったが、あのときはまだ松の内だったから、まだよかった。
〆は神楽坂の善国寺(毘沙門天)。以前に来たことがあり、この対面にある通りの奥に、燗酒しか、それも白鷹だったと思うが、銘柄も1種しかおいていない飲み屋があり、夏に行って、うちわを使いながら燗酒を飲んだっけ。うまかったんだっけ?飯田橋に下りてゆく道は、相変わらずにぎやかだが、善国寺は閑散としてた。
 さて、全行程終了してちょうど3時。小腹がすいたが、甘いものを抱えているので、ここで甘いものをいただいちゃうと帰ってからの楽しみが半減しちまう。そこで入ったマック。タダ券を使ってコーヒーとポテト。腹の足しのためにはちょうどよかった。
 マックから坂を降り切ったところに「紀の善」がある。ここであんみつを買った。今のところ、過去に食べたものの中では、ここのあんみつが一番うまいと思っている。帰宅後真っ先に食べたのはもちろんこのあんみつである。

 昨日出かける前に「白菜づけ」の下漬けをした後、おせちの残り物の栗きんとんの栗以外のもの、つまり色付きスィートポテトを使ってパイを焼いた。家の中はスイーツだらけになりそ。この後の制作プランには「ラフランスタルト」、「ラムレーズンを使った何か」が控えている。


昨夜のメニューは「鶏肉と長ネギのオイスターソース炒め」、「油揚げとわかめの胡麻和え」、「タァ菜のスープ」。このタァ菜が良くなかった。高速道路のSAで買った埼玉産のものだが、前回使ったものと違いアクが強く、そのまま煮てはダメみたいだ。
 

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