2023年10月21日土曜日

ア・ディ・オブ・インディア

10月20日。星期五。 166/118~106/60。63.9㎏。96。35.8度。  2時起床。  新聞~数独の初級にてこずる。上皇后の誕生日だそうである。御年89歳。つい先日亡くなった俳優財津一郎は享年89。偶然である。  吉祥寺が街おこしとしてアニメや漫画を宣伝することにしたらしく、確かに近所にはアニメ会社や漫画家などが数多い(多かった?)が、その思考が安易すぎておかしい。  続けて6時限授業。このところさぼってる。「読書の秋」は今のところ復興していない。「食欲の秋(料理、野菜の加工、お菓子)」、「芸術の秋(映画)」に押され気味で手が回らないのが実情である。  掃除。  朝食は「シカクマメの豆乳スープ」、「ツルムラサキ入りお好み焼き風」、「ツボクサ、ケール、カーボロネロ、ハンダマ、シカクマメ、オリゴ糖、バナナ入りスムージー」、「ブルーベリージャム入りヨーグルト」。
 巨大化したシカクマメは茹でてミキサーにかけても若干繊維が残る。お好み焼き風にはケチャップをかけて食べたが「合う」ことが分かった。ケチャップは先日、ケイたちと行ったファミレスで使わなかったパック入りのものである。二つ持ち帰ってもう一つは昨日のカレーに使った。  6時から24時間スーパーへ買い物。途中にある森の、木の半分が伐採されていて、周囲はシートで囲われていた。ここは「市民の森」として1個人が市民に開放していたものだが、多分お亡くなりになって、相続税がらみで手放したんだろうと考えられる。去年もここからほど近い森と言うか雑木林がなくなり、サツマイモ畑になってしまった。生息する生き物の大移動が起きて、庭にも影響が出そうだ。  市のこうした自然環境の保護の姿勢がまるでないことに呆れてしまう。特にこの森には杉も多いが、広葉樹が多く、この時期に地面に落ちている木の実の量も半端なしの多さだ。残念だな。  出かけるまで時間がだいぶあるので、録画しておいた「ゴジラ対ビオランテ」を鑑賞。1984年の「ゴジラ」の続編として描かれたもので、原案は懸賞付きで募集し、大森一樹監督が自ら脚本化している1989年作品。  どことなくファンタジーの雰囲気があり、峰岸徹などが出演していて、大林宣彦ムードが漂っている。で、次作も大森監督での「ゴジラ対キングギドラ」である。  庭で草むしりをしようとしたが、昨日刈ったものが渇いておらず、他に干す場所ないので延期。  ササゲのさや外しを行う。30分かけて150gちょい。
 11時に出発。今日の昼食は何回か続いた台湾料理屋の手前にあるインド料理屋と決めていた。  俺は日替わりのカレーで「チキン」、ケイのにぃにぃは「2種類カレー」で巨大ナン、サラダ、ドリンク(食後のアイスコーヒーを選ぶ)付きのランチセット。これにインドビール「ゴッドファザー」。
 とてもビールは追加できないほどのボリュームであった。が、うまかった。  駅へ向かう途中で、衣類などのディスカウントチェーン店に寄る。ケイのにぃにぃはスリッパ、Tシャツ、俺はタオルを見る。  広い店の中央で「インド物産展」(常設?)が開催されてた。ここで面白いものがたくさんあってしばらくひやかし続けた。中でも気に入ったのが、俺は「カエルの風鈴」、ケイのにぃにぃは「ココナッツミルクの皮と竹で作った風鈴」。ケイのにぃにぃは作りたいので写真を撮ってくれという。
 結局100円のタオルを2枚買った。  帰り道、何の草だろうか、枯れた草に数匹のカタツムリがくっついているのをケイのにぃにぃが発見。その同じ草の群れのあちこちに、カタツムリがくっついてるんである。
 さらに進むと今度は「幸福神社」なるものが登場。その名に「科学」がついていないことを確認してから拝んできた。お賽銭は1円玉がなかったので残念ながらあげられなかった。
 駅近くの郵便局で別れて、俺はいつも通り古本屋へ。  100均コーナーで2冊、店内で内田樹氏の本を買う。内田氏は東京新聞で時評を書いている神戸女子大の教授であり、まさか映画についての本を出しているとはちょっと驚き、その内容(ハリウッド映画に見る人間の欲望の分析)がちょっと変わっていたんで300円だが買ってしまった。  立ってるのがしんどくなりそうな気配がしたので30分ほどで移動した。  図書館では四方田犬彦氏の評論と小林正樹の伝記本を読む。  四方田氏のものは俺が好きな作品を評したものだけを抜粋して読む。デビット・クローネンバーグの2作の評価が高いのは俺と同じだった。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」、「イースタン・プロミス」。  伝記では「切腹」と「東京裁判」の制作にまつわるエピソードについて監督が語った言葉が収録されていた。  「切腹」では黒澤明の作品を意識して、それをうわまるものを作ろうという素直な言葉に好感が持てた。後に「四騎の会」を共に立ち上げることになるとは当時思わなかったことも分った。  「東京裁判」はレンタルで前編が借りられずにいる。全編で4時間半は、国営放送でも放映しないだろうな。  「敦煌」は小林正樹と原作者の井上靖の間で、話がまとまっていたそうだが、制作者との折り合いがつかず監督が変更(深作欣二)したらしく、当初の構想を読んだら、小林正樹で作って欲しかったとつくづく思った。  4時半に待ち合わせ場所に行くと、そこでケイのにぃにぃと会う。二人とも時間を持て余していたということだ。俺は地下のスーパーでコーヒーを買いに、ケイのにぃにぃは100均に行き、5時に店前で会うことにした。  で、5時に店に行き、開いていたので先に飲むつもりで入ろうとしたら「貸し切り」だということだった。  ケイのにぃにぃに連絡し、駅の反対側の鶏料理を主とした飲み屋に行く。8月に行った店だ。  「鶏もつの煮込み」、「豚ホルモンのみそ炒め」、「茹で落花生」、瓶ビール~芋焼酎の水割り。前回も書いたと思うが、この店の料理はなかなかいいし、酒の種類も規模の割りには充実している。  第一、駅に近いのがいい。  帰りは駅ビル内の日本酒専門酒屋をひやかして、コンビニで缶ジュース(俺はリザーブの水割り、ケイのにぃにぃは焼酎の水割り)を買って電車に乗り込み、バスで帰宅。  帰宅後、先日のインド産スコッチには手を出さず、俺はモノホンのスコッチ、ケイのにぃにぃはバーボンで〆て、8時20分、血圧測定してダウン。今日は「飲みすぎた感」なし。    

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