2018年9月30日日曜日

毛が生えたプロフェルド

9月29日。星期六。                   147/102。60.8kg。

 朝食は作ったばかりの「秋刀魚醤」で「炒飯」。朝の炒飯、うまい。「いきなりカレー」もあるくらいだから、炒飯もありだが、今回初めてかもしれない。

 朝のロードショーは「007/スペクター」。冒頭の「メキシコ・死者の日」シーンはYOUTUBEで何回も見てたんで本編そのものも観た気になってたんだが、やはり未見だった。かなり近くはなってはいるが「ボケ」はもう少し先になりそうである。

 しっかりリアルでないのが007シリーズの面白いところであるが、主演がダニエル・クレイグになってから、どうしても「リアル」なジェームズ・ボンドを期待してしまうのは、やはり「ドラゴンタトーの女」の影響かもしれない。
 スペクターという組織がすでに存在していて、ダニエル・クレイグが前三作で敵となった者は操られていたにすぎないという話にしてしまった今作、今後の展開が陳腐になりそうな気配を感じる。

 冒頭の「ガンバレル・シークエンス(と呼ばれるらしい)」のタコと戯れる美女?の画像が「北斎漫画」と同じようなエロチックなものだった。もしかしたらそれを参考にしたかもしれない。

 一番印象が強いテリー・サバラスが演じてた敵役のブロフェルドが復活したが、クリストフ・ヴァルツを適役にしたのは脚本による効果である。かなり複雑な人間関係をジェームズ・ボンドとの間に構築しちまったんである。やり過ぎ感が強いが、次作はどうするんだろう?全体的な出来としては△かな。

 小雨のうちの庭作業は生ごみ埋めとヘチマ水採取作業。今回は泡盛の一升瓶を使った。ヘチマの収穫が低調に終わったんで、せめてヘチマ水は確保したいものである。もっとも去年のものが500ml程度残ってはいるんだが。

 昼食は「カレーうどん」。2袋のインスタントものと冷凍めん1食分に、水曜日のカレーの残りにめんつゆを加えたものを合体し、長ネギを足して作った。

 午後は雨脚も強まり、買物は諦め映画鑑賞。1963年フランス映画「地下室のメロディー」。アンリ・ベルヌイユ監督、ジャン・ギャバン&アラン・ドロンの傑作サスペンス映画。
 白黒、アナログでののんびりした?緊張感がいい。前半の二人の生活などが描かれていたり、アラン・ドロンの踊り子との恋の駆け引きなど、意外なほど盛りだくさんの内容だが、最後の最後で焦って失敗してしまう終わり方が意表をついており、これが傑作となった所以だろう。
 この二人はこの後に2作共演しており、どちらも鑑賞済みだが、今回国営放送で「暗黒街の二人」も放映されるので、とても暗く辛い話なんだが、また観るかどうか考慮中。ちなみにもう一つの「シシリアン」は「地下室のメロディー」と同じアンリ・ベルヌイユ監督作品だがまあ普通の出来で、リノ・バンチュラがゆでたまごを食べるシーンが印象に残ってる。

 夕食は「ミートボールのトマトピラフ」、「たまねぎとベーコンのスープ」、「茹でウインナー」、「チーズ」。名はピラフだが、製造工程はパエリアと同じ。
 発泡酒~赤ワイン~ウォッカをちびちびやりながらアニメ鑑賞。1989年「劇場版パトレイバー・第1作」。

 三度目の鑑賞だが、細部に新しい発見があり、実に傑作であることを再確認した。続けて明日は第2作を鑑賞することにした。9時過ぎダウン。

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