2018年9月20日木曜日

国木田独歩カレー

9月19日。星期三。                  160/103。60.9kg。

 朝食はルッコラでいつもどおり卵とじ炒めにするところ、米を加えてナンプラーで味を整えた「炒飯」にした。うまい。バターライスで洋風にしてもいいかもしれない。
 ラジオで竹内まりやの「戻っておいで私の時間」がかかった。それもスローバージョンであり、当時伊勢丹のCMそのものである。いつもかかるのはアップテンポのものであり、久しぶり(40年ぶり)に聴いた。あのCM好きだったんだよな。モデルさんも良かった。このCM見たさにかけてた番組は忘れちゃったけど。

 正岡子規の命日だそうだ。彼は生前老人の「保守力」と青年の「革新力」を対比し「老人力」を軽んじる傾向があったようだ。その論説はかなり幼稚なもので、若すぎる「死」を目前にした純粋なものだったのかもしれないが。

 水まわり掃除を済ませ、9時から皮膚科。左手の薬指に出来た「ウイルス性イボ」は前回ドライアイス施術により、かさぶたが出来たものを外して治療してもらい、今回でほぼ治癒するとのこと。
が、右手の中指にも同じものを発見し、それも施術した。めちゃ痛い。今年は本当に「痛い目」によく会う。これも何かの因果なんだろうなあ。
 で、2週間後にまた来ることになった。水虫の方は左足に2箇所あり、ほぼ順調で、これも2週間後には治癒するだろうと言われた。

 庭ではつい先日蒔いた種が芽を出し始めた。赤かぶ、サニーレタス、キャベツ、レンゲ、正月菜、サンチュ、春菊、スナップエンドウ、そして青梗菜。特に青梗菜は採取した種なのでことさらうれしい。

 昼食は「豚肉とニラの塩炒め」、「たまねぎとじゃがいもの味噌汁」。

 午後は読書。「精神分析入門」の「読み違い」を始めとするしくじり行為についての論が長すぎて辛かった。東京FM の朝の新人アナに読んでもらいたい。
 文学全集の中の1冊なので、当然小説が主体なのだが、読むつもりのなかった石川淳の小説をちょっと読んだら、出だしからG・G・マルケスのような異様な世界だったんで、冒頭の第1章を読んだ。なんせ、口減らしに6人目のえい児を林檎の木の下に埋めてしまうが、夜中に地中から泣き声が....、そして掘り返して、スコップで殴りつけ埋め直すが、更に泣き声がひどくなり.....。 そして地中で育ち大男になって父親を始めとして村人を殺して行くという、怖いお話だが。
 著者65歳の作品である。

 今日は膝体操を復活させた。筋肉が弱っていることは計測数値の上でも明らかで、どこかで歯止めしなきゃならないと思っていたところである。体操による痛みもかなり軽減されてきているので、3セットは何とかこなせるようだった。

 夕食はNAD DAYなので「カレーライス」。本日の具材はさつまいも、オクラ、ピーマン、人参、じゃがいも、たまねぎ、ごぼう、セロリ。今日のカレーは事前に研究した結果のものである。一流メーカーのルーを使っており、そのレシピを読むと、材料は6人前で総重量950g(肉も含め)なんである。で、今回その重量を超えないところで作ることにした。もちろん肉は野菜となる。が、結果、やはり具だくさんカレーが出来上がった。どうも8割程度でいいかもしれない。

 平行して貰い物のぶどうの一分を使ってのジャム制作。

 7時には片付け終わり、ベッドに入り読書。田山花袋の「東京の30年」の中で、著者の交友関係を綴った1編を読んだところ、国木田独歩との交流が始まったころが描かれており、独歩が花袋にカレーを振る舞う場面が出てきて「うまい」と賞賛するんだが、読み手は満腹なところであり、ゲップが出てきたと同時に眠気も催したんで、続く50ページの短編「KとT」は明日以降にして、8時前にダウン。

 

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