2016年4月29日金曜日

安ワインの飲み方・フォー・サマー

4月28日。61.2kg。151/95。

 早朝食堂は米たきのみ。アイロンがけ。

 雨の中を、9時から出かけスーパーで「舞茸」を買い、郵便局へ寄り、図書館まで歩いた。

 館内でVHSテープを借りて映画鑑賞。2回めであり、今回も森田芳光がらみの作品である。「うホッホ探検隊」。脚本のみで演出は根岸吉太郎監督である。
 食事シーンが重要な位置を占めているのは「家族ゲーム」と共通している。離婚をテーマにしているが、全体の雰囲気は上質なユーモアで構成されているので明るい娯楽作品となっている。
 離婚というとどうしても「お引っ越し」と比較してしまうが、主人公である女の子を軸にして心情風景をしっかり描いた「お引っ越し」と比べると、こちらは離婚にかかわる家族全員を丁寧に描いていて、かなりソフトなホームドラマな仕上がりとなった。
 が、劇中に出てくる「阿曽尾駅」ってどこにあるんだろう?

 この日のVHSテープのケースの中には解説書も入っていて、その中には品田雄吉さんのコメントも載っていたりして大いに満足した鑑賞会だった。

 昼食はケイのにぃにぃによる「かにかま」を使った「かにチャーハン」。味がちょっと薄めだったが、これも「貧乏丼」群に加わることになった。

 午後も雨が続いていたんでこの日も弓道はお休みにし、本を読んだり、メニュー作りなどして過ごし、夕方前に酒専門スーパーへ買い物に出かけた。

 夕食は「鶏肉のピカタ」、「ガスパッチョ」、「スクランブルエッグ」。鶏胸肉は前日に観た「ためしてガッテン」の方法で調理した。もうちょっと肉を薄くさばけば効果は更に出たんじゃないだろうか?
 加熱前に細切れにした舞茸を肉とともにビニール袋に入れて良く揉んでから、冷蔵庫に入れておくという、実に簡単な作業である。効果も出たし、これ以降この方法で鶏胸肉を調理することになるな。
 三種類のビール(イギリス・ニュージーランド・ベルギー)を飲んだあと「カリモーチョ(スペイン・ワインとコーラを1:1で割ったもの)」をがぶがぶ飲みながら映画鑑賞。
 これはケイのにぃにぃのリクエストであり、映画評で引き合いに出される「グランドホテル形式」という語源になった「グランドホテル」は以前から興味があったそうだ。
 俺も何年か前に観ていて、確かにこの作品を観ることで、現在までに作られた多くの作品がこの作品の影響を強く受けていることがよく分かると思う。1932年の作品だが、いつまでも古臭さを感じさせないところは尊敬しちゃうな。


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