2013年5月20日月曜日

時間の上手な使い方

 なんか新書本のタイトルみたいだな。                                                                                              録りためておいた映画を消化するだけの週末だった。
毎週月曜日にしていた食料品の買出しは、囲碁教室のために日曜日に変更になった。

 川二つ越えてすぐのところに二つのディスカウントスーパーがあり、野菜・肉・魚以外はほとんど揃ってしまう。要する時間も今まで鶯谷まで通ってた頃に比べると1時間近く節約できる。
 認知や老化予防には脳トレよりも1日40分以上身体を動かすことで、かなり効果があるという記事が最近目にするが、その意味では良くないのかな?

 短時間で買い物を済ませ、あとは自宅で映画鑑賞....、やはり老化予防にはならない気がしてきたぞ。まっ、たまにするにはいいことにしよう?


 「ミラーを拭く男」。主人公である緒方拳扮する男の台詞がまるでないという設定の意図が解せない。この男の身勝手さによって崩壊しない家庭の矛盾を、単なるハッピーエンドによって隠蔽してしまうのも納得できないし、交通事故にまつわるトラブルが非現実的でもある。実際人身事故を起こしたものなら、あるいは事故にあったものなら、この映画のきれいごと過ぎる顛末に違和感を覚えるはずだ。俺もその一人であるから言えるのだ。しかも長い!何度も言うが、高齢者が劇場鑑賞に堪えられる時間を平均して90分弱と、映画製作の関係者は念頭において欲しいものである。
 昔の邦画の上映時間がちょうどよかったんである。この作品の訴えたい?メッセージもせいぜい60分に収まる程度のものである。

 「キッド」。チャップリン作品。50分強の中には笑いと涙があふれてる。

 「殺人狂時代」。名言が残るチャップリン作品。原案がオーソンウエルズであることを今回初めて知った。殺人の場面を見せない工夫が余計に恐怖心を抱かせるのは、コーエンにはないテクニックであり、最後の自らすすんで処刑台にむかう主人公の人生は、コーエンたちに大きな影響を与えたことであろう。その中にはメッセージが多く込められており、共産主義者や反帝国主義者と目されることを自ら望んだのではないかと、この作品の主人公と作者をダブらせてしまえるのである。
 「人一人殺せば殺人者、大量に殺せば英雄」。これをまともに受け取って批判する映画ファンが多いが、これは単なる当時の社会の風潮を風刺しただけでなく、提示したことで物議を醸す事を狙ったアジテーションであると考える。

 シリアスなストーリーでありながら、合間に見せる喜劇のセンスは絶妙であり、まさにエンターティメントの名に恥じない作品である。この2時間は許せる。


 昨夜のメニューは「もやしとしめじの焼肉タレ炒め」、「レタスとじゃこ海苔サラダ」、「あさりの味噌汁」、「そら豆のにんにく醤油煮」。そら豆と一緒にれんこんも混ぜて煮てみたらうまくいった。

 弁当メニューは「ミニハンバーグ、「じゃがいもとねぎの塩炒め」、「いんげん・にんじん・たまねぎの温野菜サラダ」。これに昨夜のそら豆とれんこんを加えた。

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