2013年1月4日金曜日

かけもち七福神めぐり

 2006年から始めた正月の七福神めぐりの今回は柴又と江戸川ラインの二つをたずねるじぃ散歩になった。
 東京には都内と都下(最近使われなくなった)をあわせると30箇所近くあり、「一箇所七福神」を含めると50くらいあるようだ。一箇所で済んでしまうんでは面白みがないと思い、当初から興味を持ってみたことがない。

 こうして数えると毎年一回くらいでは死ぬまでに全部をまわることは到底無理だ。全部をまわることを目的として始めたわけでもないんだが、至近距離にあるものはついでにまわっても良いかもしれないと考えるようになったはじめが今回である。

 今回は五つの寺が重複しており、単独なのは四つであり、柴又のは寺ばかりで江戸川ラインに二つの神社があるだけである。一箇所で複数の神様をまつっているものもあるが、これは非常に珍しいケースである。
 奈良大に入って以来、なぜか寺に対する嫌悪感のようなものが芽生えちゃったみたいで、その分神社をありがたくなっちゃったようである。
 柴又七福神の中心的存在はもちろん帝釈天、つまり毘沙門天がまつられている「題教寺」だが、やはり人気はすごいもので、賽銭は箱ではなく、ちょうど明治神宮のように遠くから指定された範囲内に投げつける方式をとっている。

 多分こんなことだろうと、いままで敬遠してきたんだがいやはや露天といい、繁盛ぶりはすごいものである。そこから歩いて2分の「真勝院」の閑散振りと好対照である。ここには福禄寿がまつられている。

 話は戻り、自宅から都電、京成で高砂へ行き、最初の寺には寿老人がまつられていた。今年還暦を迎える自分としては、象徴的な七福神めぐりのスタートとなった気がした。
 高砂から北総線で一駅、新柴又で降りた。そこから徒歩で全部(残り八つ)まわって、2時間弱しかかからなかった。寄り道したくなるようなところはどこも混んでたし、昼を済ましてから出かけたもので腹もすいてなかったんで、一気に済ましてしまったようである。

 昨日の新年会でほんの少し飲みすぎた影響がこの時間まで継続していたのが大きな要因である。さすがこの日は終着地である金町でちょっと一杯の気も起きなかった。

 帰ってきて東京の七福神なるネットからプリントアウトした資料を整理してたら、なんと大島にもあることに気がついた。正月に大島か.......。さて、来年はどうなることやら......。


 この晩のメニューは「一人鍋」。同居人が外食ということで。寒かったこともあり、白菜の処分をかねてこのメニューにしたが、実は昼も「白菜ラーメン」だったんである。まぁ、白菜=百歳ということで縁起をかついだところでおしまい!

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