2013年1月21日月曜日

調味料の高齢化対策

午後は読書。「遠野物語」。柳田國男の名著とされている本である。
民俗学を学ぶ人の必読書でもある。

そのほとんどが土着の民間信仰の聞き伝えを記録したものであり、若干著者の主観が入っている場合もあるという解説が付いていたりする。
 後進の研究者って大変だろうと思った。こうやって実地で調査することがほとんど不可能になっているだろうし、文献などの資料、発掘などによる史料に頼る以外方法がなくなっているからである。
 その分野は民俗学というよりは考古学になるんじゃないの?

その昔、いろんな分野の学者が集まって共同で研究しようとしたところ、一番先に脱退したのが考古学である。いきさつは分からないが、仲がよろしくないだろうことは推察できる。
 専門家、特に学者は皆そういった雰囲気を持っていて、他の分野の侵略を快く思わないところがある。実際にスクーリングでの講義にはそういった臭いがぷんぷんすることが多い。


 必読書なんだろうけれど、古典ははるか遠くにありておよそ必携書にはならないかも....。


昨夜のメニューは「木綿豆腐の蒸し物」、「青梗菜の炒めサラダ」、「たまねぎと麩の味噌汁」。

時間があったんで冷蔵庫内の整理。「サンバルソース」が少々、「ナンプリックパオ」、「バゴーン(蝦塩)」、「海鮮ジャン」がほとんど使われずに残ってた。
 アジア料理に、特にタイ料理にはよく使われるんで昼食のメニューの工夫によって消化する事にした。「バゴーン」は「カピ」の代用として使える。「バゴーン」はフィリピン産、「カピ」はタイ産である。
 「海鮮ジャン」はオイスターソースとの組み合わせがポピュラーであり、炒め物なら大体なんでも使える。
 ちょっと調味料の使用が硬直化してきた。これもボケの前兆?

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