2021年10月2日土曜日

栗と3時間、映画(2本立て)3時間で台風と付き合う。

10月1日。星期五。 135/85~116/74。63.1㎏。96。35.8度。  1時半起床。  朝食は「カレーライス」、「ゴーヤーチャンプルー」、「きゅうり、ラディッシュのスプラウト、ササゲ、バナナ入りツボクサスムージー」、「いちごジャム入りヨーグルト」、梨、柿。よく食った。
 朝のゴミ出しの時はまだ雨足は強くなかった。  早朝キッチンは茹で栗~皮むき。途中で中断したが、大体3時間近くかかった。850gあった栗は鬼皮と渋皮を取り除いて正味600gになった。
 茹でたてのほうがむきやすいものもあったが、全体的に見ればむきにくいものと五分五分だったな。ネットでもむきやすい方法と称したものが多く見受けられたが、根本的には同じことをやっている。  今回は特に小粒なものだったんで通常の2倍以上時間がかかって当然だろう。  皮をむきながら考えた。縄文時代から食っている栗は、当時も同じことしてたんだろうか?男達が狩りに行っている間、女子供たちが皮をむいていたかもしれない。が、ラジオがないから退屈そうだ。  で、ラジオがある現在では....久しぶりにクラッシックを2時間近くたっぷり聴く。最後の曲はラフマニノフのピアノ協奏曲3番。初めて聴いたが、きれいなメロディは2番と同じだった。演奏はロシアの有名なピアニストらしい。  続けて収穫したものと落果したもの合計6個のリンゴを甘く煮る。ジャムにする予定だ。  昼食の準備には早すぎたんで30分くらい映画を観る。  昼食は「酸菜魚(スワンツァイュイ)」、「サラダ(きゅうり、オクラ、シカクマメ)」、「ぬか漬けきゅうり」、ごはん。 酸菜魚の魚はかんぱちのあらを使い、レトルトのスープにはたっぷりの高菜が入っていて、加える野菜はなく、トッピングに刻みネギのみ。味は酸味があり、高菜漬けを湯で溶いただけと言っても間違いはないだろう。四川料理と聞いて構えていたが、辛味は強くなく、白身魚にぴったりの味で、飽きが来ない。1㎏あった魚は二人でほぼ全部食いつくした。野菜がないのでひたすら魚を食うしかなかったわけだが、うまかった。
 鍋に残ったわずかな魚を一旦取りだして骨を抜いてから鍋に戻し、これにご飯を加えて雑炊にしたものを明日からの朝食用にしようと考えている。  午後のロードショーは「外套と短剣」。1946年フリッツ・ラング監督作品。脚本の一人にリング・ラードナーjrが加わっている。ダルトン・トランボと同じく赤狩りにあった一人である。資本主義やファシズムを嫌ったことで有名な人で、後にロバート・アルトマンの「マッシュ」でオスカーをとっている。トランボが映画になったくらいだから、この人も伝記映画にされるかもしれない。  作品はイタリアのレジスタンスに加わることになったゲーリー・クーパー扮する科学者の冒険を描いているが、焦点になっているのは有能な科学者をナチの手から守ることであり、敗戦色濃いドイツの原爆開発を遅らせることにある。  格闘シーンがリアルで、クーパーの顔をつかみ、食い込んでゆく指のアップは圧巻。代役だろうなぁ。また、タイトルをもじったシーンは作意があったと考える。その格闘シーンではファシストが短剣を持ち、クーパーは自分のコート(外套)で防御するのである。  クーパーが助けようとした博士の死を知ったときのうっすら涙を流すシーンが印象的だった。  この日2本目にして、フリッツ・ラング監督特集最終回。「ビッグ・ヒート 復讐は俺に任せろ」。1953年(俺が生まれた年)作品。グレン・フォード扮する妻を殺された刑事が、自分を煙たがっている、街や警察までも牛耳る組織に一人立ち向かい、復讐を遂げる話だ。  89分でまとめた脚本がいいね。登場人物の個性がしっかり描かれていて、中でもリー・マーヴィンやグロリア・グレアムの演技が光る。  演出では、娘が作っていた警察署を模した積み木を、父親でもある刑事がうっかりだが壊してしまうシーンが暗示的でよかった。今の映画ではなかなかないよなぁ。  夕食は「ポークビーンズとチリコンカンのあいの子のようなもの」、「鶏肉炒め・たまごのせ」、「ポテトサラダ」、「ぬか漬けきゅうり」。
 発泡酒2缶(ケイのにぃにぃがワクチン接種の注射を刺したところが痛いのでこの日もNAD、で、俺が代役を務めた)~スコッチウイスキー(?種混合)を数杯飲んで、7時半、血圧測定してダウン。眠くて参った。  

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