2021年1月16日土曜日

「王女と無骨者」

1月15日。星期五。           116/84。64.8㎏。  早朝キッチンは昨夜から水に漬けといた酒粕に砂糖とショウガを加えて「甘酒」制作。  チャーシューは完成し、カットしてから汁ごと保存容器に移す。  朝食はカレーライス・後編、その他。  コロナ感染後遺症の記事を読む。悩まされている人が多いということだが、脱毛という症状も多いというのに驚いた。抗がん剤の副作用みたいじゃないか。コロナウイルスに抗がん剤と同じ作用があったりして?  ブルース・ウィリスがネット上で「マスク不要」の発言したことを謝罪していた。自分の名前が「ウイルス」みたいなものだから移りゃしない、と思っていたりして?  ディナーを徹底して自粛要請してるけど、ランチのリスクとどの程度その差の開きがあるんだろう?  ネズミ捕りを仕掛けておいた駐車場から家の周囲を捜索してみたが、なくなったネズミ捕りは見つからなかった。あれをつけたまま去ったんだろうから、相当大きい動物に違いないが.....。  あんまりにも寒いんで、引きこもることにした。  映画鑑賞。3時間近いものなので昼食を挟んでの鑑賞にする。「野のなななのか」。2014年大林宣彦作品。  北海道は芦別を舞台にした複雑構造のドラマは大林監督のお得意だが、テーマを盛り込みすぎたせいか、全体が詩の朗読調になってしまった。お化けが出てくるシチュエーションもよく使われてきたが、今回は長すぎて感動も弱まってしまった。  ただ、火葬場での自動ドアのシーンが面白かった。お化けだからドアが動かないんである。二人の男の間で揺れ動くヒロインは「なごり雪」を思い出す。  チンドン屋風のバンド?が合間に登場するシーンはフェリーニを感じたな。黒澤明の駄作「夢」にも似てる。  昼食は「ツナとキノコのパスタ」。具材はナス、シイタケ、舞茸、しめじ、ツナ缶、トマト缶。  「野のなななのか」終了後、もう1本観る。「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」。2015年、ジェイ・ローチ監督作品。テンポの良いコメディが得意な監督である。  1940年代のハリウッドで赤狩りの対象になった名脚本家ダルトン・トランボの名誉回復までを追ったドラマで、映像は当時のものを混ぜたりそっくりさんを使ったりと、非常によくできていて、何より役者の演技がいい作品だ。主演のブライアン・バクストン、妻役ダイアン・レイン、娘のエル・ファニング、ジョン・グッドマン、敵役のコラムニストに扮するヘレン・ミレンなど。  この作品で、裏切ってトランボを窮地に陥れた俳優がエドワード・G・ロビンソンであったことを初めて知った。彼を含め、ジョン・ウエイン、カーク・ダグラス、オットー・プレミンジャーなどのそっくりさんがいいね。  刑務所での身体検査は、先日河合杏里議員が収監されたときに読んだ内容と同じなので驚いた。尻の穴を広げ咳ばらいをさせるなんて誰が考えたんだろう?検査する側もうんざりだろうな。  「ローマの休日」のタイトルがトランボがつけていたのを友人が変えたことなども面白いエピソードの場面となっている。元のタイトルは今日のブログのタイトルだったらしい。  近いうちに公開(ネトフリだから劇場ではない)される「マンク」も1930年代のハリウッドが舞台の伝記映画だし、この作品にも影響受けてるんじゃないか探るのも楽しみだ。  それにしても「赤狩り」の様子は、まるで現在の香港に対する中国、反政府分子を抹殺するロシアとそっくりである。日本もそれに近いことをやり始めているし、いやな時代になってきているよな。  夕食は「白菜とハムのグラタン」、「鶏もも肉の香味炒め(残り物)とキャベツの醤油バター炒め」、「チーズこふき芋」、「えのきとベーコンのスープ」。  発泡酒~米焼酎を1杯~ウイスキーのお湯割り(多分初めてか相当久しぶり)をちびちびやりながらTV鑑賞。「アジア食紀行」のベトナムはホーチミンとインドネシアの2回分。食したことのないものがい多く、後で調べたりすることが多いんだが、この日は忘れた。というより酔っぱらっていた。  夕方ケイのにぃにぃが買ってきた「豚ロース・しゃぶしゃぶ用薄切り肉」、「豚バラ薄切り」それぞれ900gというかなりの量をどうさばく相談した後解散し、9時ころダウン。

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