2021年1月10日日曜日

JP

1月9日。星期六。              128/89。64.0㎏。  指のひび割れが本格化してきた。毎年その対策が悩ましいこととなるが、今年はグレープシードオイルを使ってみているが具合は良いようだ。安物のヴァセリンはブロック効果はある程度あるようだが、一旦ひび割れると治療効果はおろかブロック効果も早退したことがないことが歴然とする。治療効果がないことから「トランプクリーム」と呼ぶことにした。  早朝キッチンは「リンゴジャム」制作。が、煮詰めていながら気が付いた。ジャム用の瓶容器がないんである。100均で適当なものを探すしかないな。で、フードプロセッサーにかけず、シールウェアで冷蔵する。  朝食は昨夜の鍋の残り汁とみそだれ少々をご飯にかけた「ぶっかけ飯」、ほか。  土曜日の資源ごみで段ボール10枚くらい出すのに、箱をつぶしたりまとめたりする作業で指先が「かじかむ」現象を久しぶりに体感する。本当に寒い朝だ。  新聞ではキウイの輸入量が過去最高になったとのこと。季節の果物として食べているので、スーパーでかなり長い期間売られているのを見ても買う気にならないが、結構売れていたことが分かった。  地域の案内コーナーの今日は「綾瀬駅周辺」で、降りたことのないところだが、行けるようになったらぜひ行きたい場所の一つとなった。  駅そばのベトナム料理屋、栗どら焼き発祥の店と菖蒲沼公園など。菖蒲が見ごたえあるというから6月がちょうどいいかもしれないが、見通しは暗いな。  コロナ感染者数はいよいよ西浦教授が指摘したとおりに推移してるじゃないか。当然1か月ばかりの自粛じゃあ効果ないということだろう。  「ホセムヒカの言葉」を読み終えて、5時限授業の科目に加わったのが大江健三郎の「同時代としての戦後」。だいぶ前に読み始めて滞っていたもの。やわらかいものだらけの授業に加えた唯一読みにくい本である。まあ、こういう本も1冊くらいあったほうがいいだろう。  今日の太田さんの本の中で取り上げられている渋谷の居酒屋も行ってみたいものだが、無理だし、しかも渋谷駅周辺てものすごい様変わりしているだろうから、この店自体もどうなってることやら。ちなみに2005年出版されたものである。  昼食は「カルボナーラ」。ベーコン、生クリーム、卵の黄身などを使ったものだが、チーズがいけなかった。パルミジャーノチーズの代わりに粉チーズを使うのは恒例にしてたんだが、カルボナーラでは禁忌だな。生クリームと黄身がうまく絡んでいるところに水を差すようなダメージを与えちまうんである。水じゃなくて粉だが。    午後のロードショーは「モラン神父」。1961年ジャン・ピエール・メルヴィル監督作品で、日本未公開でありソフト化も長い間されてなかったもの。主役はエマニュエル・リヴァ、「二十四時間の情事」で有名な女優で本作でも素晴らしい演技をしている。神父役はジャン・ポール・ベルモンドで、これも素晴らしく、本作以降二作同監督とタッグを組んでいる。二人は名前もJ・Pまで一緒だ。JPというと「日本」だが、監督は日本好きかもしれない。なんせ自作に「サムライ」という傑作があるくらいだし。  主役の娘役がパトリシア・ゴッジは最初見た時似ているとは思わなかったが、演技をしたときにわかった。この翌年、あの名作「シベールの日曜日」(また観たくなった)で見事な演技を見せた。  お話はドイツ支配下のフランスの地方都市を舞台に、無神論者を自認する女性と、神父の見本のような好男子の葛藤と、最後までそれ以上の関係にならぬよう避ける神父と失念する女性を描く。  フランスの名カメラマン、アンリ・ドカエの映像が美しい。  劇中、当初イタリア軍が統治してたところで町の女性などからからかわれる場面がなんともまったりしていて、後から統治するドイツ軍との差を描いているのがなんともおかしい。のちにレジスタンス運動を描き「影の軍隊」という名作を作っている、監督自身レジスタンスだったそうだ。それにしてもイタリアが最初に降参した要因がよくわかる。  ジャン・ピエール・メルヴィルの伝記本を読みたいんだが、古本屋ではなかなか見つからない。そのタイトルも「サムライ」だ。東京の図書館にはあるのを知っているんだがな。  鑑賞中、ネズミがネズミ捕りにひっかかって、飛ぶ跳ねるところを目にした。
 後ろ足をちょっとひっかけた程度であり、暴れなければ下半身全部をくっつくような事態には至らなかったんじゃあないだろうか?上半身だけで逃げようともがくが、その先にもう一つの罠があり、たどり着くと罠が無駄になるので、シャボン玉棒(正式名は?)を鈍器代わりに頭部をたたきつけてお亡くなりになってもらった。  大きさから言っても、多分今までのネズミたちの親ではないだろうか、というのはケイのにぃにぃのコメントである。  ここ数日間の戦いがようやく終焉を迎えた。戦い勝って日が暮れた。  夕食は「鶏団子鍋」。具材はキャベツ・もやし・コーン缶・バターと「味噌ラーメン」の具材とほぼ同じ。  スープが残ればその「味噌ラーメン」を明日の昼食にする計画である。  エビスビール缶~燗酒二合をちびちびやりながら音楽鑑賞。「ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト&アントニオ・カルロス・ジョヴィン」。1965年の作品で、俺のチェックがされてなかったもので、今回手に入れて非常にうれしい。ハービー・マンは「メンフィス・アンダーグラウンド」しか知らないが、超有名なフルート奏者であるが、ボサノヴァをやっていたことは知らなかっただ。  続けてラジオで「ボサマニア」を聴く。続けてジャズバイオリニストがMCの番組を聴きながらウイスキーを飲み、9時に血圧測定してダウン。  

0 件のコメント:

コメントを投稿