2020年9月7日月曜日

蚊オスな世界

9月6日。星期天。           133/88 。64.0㎏。  庭に出ると必ずと言っていいほど蚊が寄ってくる。30分もいれば多い時で10匹くらいは殺すことになる。肌の露出部分でなぜか足に集中する場合が多く、それなら長ズボンで対応すればいいところだろうが、それをしないのは足がだめなら上部へと攻めてくるであろうと考えたからだ。作業中、下を向くことが多いので、発見しやすく、なおかつ殺しやすいんである。4・5匹飛来してきたときは作業の手を休め、殺しに集中する。空中で殺すことも多い。  たまに作業に集中していて、うっかり目を離すとたっぷり血を吸われていることがある。つぶすと俺の血が広がる。が、不思議とかゆくなりことがまずない。体内アルコールが殺菌してくれているのかもしれない。  で、アメリカでは近日、遺伝子操作した蚊をすごい数放つらしい。次に生まれて来る蚊はオスだけになるんだそうだ。そうなると数が減るという考え方なんだろうな。伝染病を運ぶ蚊はその種類が限定されており、生態系的には問題ないとされてるが、それでもちょっと不安もあるよな。魚でも団体の中で1匹しかいないオスが死ぬと、メスの中からオスに代わるものが出てきたりするから、もしかしたら蚊も?なんてね。  人間がいじると生態系の変化によるつけが回ってくる気がしてならない。科学的な問題ではないが沖縄のハブ対策のマングースが引き起こした災禍を思い出すよなあ。人間の浅はかさを恥じるんだが、これからもそうしたことがないことを祈る。  9時から4軒のスーパー、ドラッグストア、酒屋へ買い物に行き、10時半に帰宅した。レジが混んでいて買い物金額は大したことがないんだが、そうはいっても並ぶしかない。で、相変わらずくそばばあが距離をとらず後ろからくっついてくる。フロアにひいてあるラインなんか完全に無視(見えない?)で、もう少しで怒鳴りつけたくなった。  感染可能性は、外に出れば限りなくあるとさえ言われているのに、こんな些細なこともできない無知な高齢者がこんなに多く存在することに対し、こうした弱者(と呼ばないんじゃあない?最近の高齢者)に対するヘイトスピーチを全否定する気にもならなくなる。「寄るな!寄らば切る」。今、こんなセリフ吐くドラマ(時代劇)やってないかぁ。  昼食は「フォー・ガー」。具材は鶏もも肉(国産)、万能ネギ、もやし。生で食えるあくのない野菜が収穫できれば添えたいところなんだが....。スープ作りから始め、麺はうどんにしたいところだが、今回はそうめんでスープも薄め。  ヌクチャムやラー油を加えて食べたところ、たちどころに汗が吹き出し、エアコンスイッチオンである。買い物でもそれほど汗かくような陽気ではなかったが、ここでこんなに汗をかくとは思わなかった。下着全とっかえ。  午後のロードショーは「ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス」。2005年デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。足を洗って、過去を隠し平凡な食堂の店主が、店に押し入った凶悪な強盗を逆に退治してしまい、脚光を浴びたことから過去があらわになってしまい.....というヴァイオレンス映画で、ストーリーに目新しさはない。  主演のヴィゴ・モーテンセンをはじめ役者がいいね。奥さん役のマリア・ベロ、昨日に続きエド・ハリス(今回は完ぺきな悪人)、主人公のいかれた兄役のウイリアム・ハートなどの演技合戦だ。  ホラー映画が多い監督なんで、敬遠気味だったが、今回から少し追ってみることにした。  夕食は「お好み焼き」。前回までの粉と違い、業務スーパーで買ったもの(一応まあまあのメーカー品)は卵を加える仕様となる。が、それを計算に入れても安い。  具材はキャベツ、イカ、あみ、合いびき肉、長ネギ、天かす、紅ショウガでトッピングにあおさと鰹節。  「スイスチャード・もやしとトマトのサラダ」、「ナスの味噌汁」。  発泡酒~「ブラッディ・マリー」。ウォッカをトマトジュースで割り、レモン(今回はシロップ)を少し加えたもの。    先日、コロナに感染して亡くなった岡江久美子さんが入院する直前に行きつけのバーで最後に飲んだカクテルだったことをネットで読んだのと、先日買ったトマトジュースが残っていたのがきっかけとなった。本人は「身体にいい」と言って必ず〆に飲んでいたということだ。  ウォッカがこんなに主張が強い酒とは思わなかった。ウォッカの種類にもよるものだろうと思うが、トマトジュースとしてがぶ飲みはできないな。ちびちびやりながらケイのにぃにぃと映画鑑賞。「サスペリア」。2018年ルカ・グワダニーノ監督のリメイク作品。元の映画も観ていないが、スリラー映画としてヒットしていたことは覚えている。  酒も入ってるんで、途中で記憶を何度も失ったが、150分以上かかって何とか最後まで観た。ケイのにぃにぃが好む作品は長いものが多い。今回もこれか「ベンジャミンバトン」だったんだが、後者も165分である。  意味不明な描写が多く、まさに「デビット・リンチ」風である。もっとわかりやすく、もっと短く作ってくれないものかね。オリジナルは99分だった。  それでも早い時間から見始めたんで9時前にダウン。

0 件のコメント:

コメントを投稿