2020年9月26日土曜日

恋する芋

9月25日。星期五。             123/86。62.5㎏。  食欲の秋を実感している。暇さえあれば食ってる。で、「暇」だらけなんで、ほぼ食いながら何かしてるかボーっとしてることになるわけだ。  とりあえず朝食は「グリーンカレー」で米はふろふき大根を作ったときのもの。これに「芋煮」の残り。いつもはフルーツヨーグルトや牛乳または豆乳などを一緒に摂取していたが、一度にはたくさん食ったり飲んだりできないのは最近の傾向である。  雨が降り続いているので庭作業はなし。ツルムラサキは庭に出なくても届くところで水に漬けてある。これを選別しながら茎から葉を外して洗浄する。廃棄(土に戻す)するものは病気や虫食いのものである。一株とあちこちでこぼれ種から育ったものを合わせて300g弱あった。100gは夕食に使うことになっているが、残り200gはどうするか?  夕食用の里芋の皮をむく。500g分の里芋は、洗う前の計量では800g近くあった。それでもコツを覚えたんで皮むきが楽になった。
 コブ付きの個体が多い中、一つ選んで遊んでみた。「さとの いもこ」ちゃん。なんか「さとだ ともこ」に似ているな。俺の初恋の人の名前だ。  10時のおやつは「お好み焼き」。  昼食は「キノコのパエリア」。具材はポークリブ(最終)、えのき、エリンギ、しめじ。「インスタントスープ」。  午後のロードショーは「リリス」。1964年ロバート・ロッセン監督・共同脚本・制作。この作品の存在も知らなかった。同監督は生涯10本の作品を監督しており、脚本のみだけもかなりあるが、「赤狩り」で立場は決して優遇されたものではなかったらしい。俺が観ているのは「オール・ザ・キングスメン」(リメイクされてたな)、「ハスラー」。  監督の遺作(享年57歳)であり、珍しいことにジーン・ハックマンのデビュー作でもある。主演のウォーレン・ベイティとはこの3年後「俺たちに明日はない」でブレイクのきっかけを作った。ゲス野郎を演じて強烈な印象を残している。  結構裕福な患者が入所する精神病院を舞台に、だんだん精神に異常をきたしてゆく作業療法士見習いを主人公に、知的な統合失調症の美女(ジーン・セバーグ)と、彼女に振り回されるもう一人の患者にピーター・フォンダ(昨年お亡くなりになった)が扮する。  音楽、撮影など見るべきものは多いが、難解であることが致命的だろうな。特にジーン・セバーグ(享年40)の演技は素晴らしく、ヒット作に恵まれなかった経歴にこの1本も加わってしまった。彼女は現在のスカーレット・ヨハンソン並みの美人だった。が、とにかく残念な作品。  「キウイのコンポート」制作。おやつが増える。これはラム酒がメインとなる大人のデザートだが10分以上煮ればアルコールはすっ飛んでしまい、出来上がりの味は期待したほどアダルトタッチではない。  3時のおやつは?国産の「洋ナシ」。ヨーグルトと蜂蜜をかけて食べ、はちみつを歯茎に塗り付ける。入れ歯の不具合が原因で歯茎がはれていた部分である。  夕食は「鶏もも肉と里芋などのクリームシチュー」、「ツルムラサキのスパニッシュオムレツ」、「ツルムラサキ・きゅうり・トマトのゴマドレサラダ」。ツルムラサキは軽く茹でただけで、こうしてほうれん草の代役を立派に勤めてくれるんである。  発泡酒~泡盛の水割り~ウイスキー。おつまみの柿ピーを容器に補充しようとしてまき散らしてしまい、その片付けで酔いが覚めそうになったが、きりがなくなるので片付け終了後ベッドに向かう。多分9時ころ。    

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