2019年11月16日土曜日

白酒でしめる

11月15日。星期五。        148/100。61.9㎏。

 6時半に24時間スーパーへ買い物。

 庭で極小のピーマンを摘む。5本残したピーマンは畝外にあるもので、気温が下がってきている現在、これから先実をつけたり、大きく成長する見込みもないので、小さいうちに摘んでしまうことにした。今回は昼食用である。

 東京の「桜を見る会」が大騒動になっており、気狂い総理の違法行為を追求するところまでいってるらしい。桜にとっても迷惑な話だろうな。
 その桜、蕾をつけた枝を雪にさしたりしてその開花を遅らせることができるらしいことが記事になっていた。実際去年銀座で実証されたらしい。そこで来年の札幌オリンピック(にして欲しい)のマラソンコースで桜の並木道を演出することが計画されている。もちろん雪は北海道産だ。
 まあ、どちらの「桜」も金かかってるよなあ。そんな金があるんだったら同情してくれ!

 午前中に映画1本。西部劇が続く。「ビッグケーヒル」。1973年アンドリュー・ヴィクター・マクラグレン監督作品。主演ジョン・ウェイン。どうにもしまらない作品だが、ところどころ捨てがたいところがあり、主演の大御所に忖度した結果なのかもしれない。脚本の苦労が推測できる。
 音楽もしまらないが、チャーリー・リッチの歌は軽快で、しかも出しゃばらないところがいい。子役のゲーリー・グライムズは「おもいでの夏」や「男の出発」など当時売れっ子だったがその後どうだったんだろう?共演のジョージ・ケネディもしまらない悪役を演じている。

 昼食は「ナポリタン」。どうにもしまらない味になってしまって、ケイのにぃにぃからお叱りを受ける。これは俺のミスである。当初のレシピを制作途中違うレシピに変更したことによる調味料の量のミスが原因である。

 1時過ぎに東京へ向かう。

 到着して驚愕!リュックの中がひどいことになっていたんである。「秋刀魚醤」のふたがとれてしまっていて一部のものが油まみれになり、リュックの底部分もひどいことになっていたんである。

 中身を全部出して、リュックを風呂場で洗い、チャックがついているところを全部開けて表で干す。まさにしまらない話である。中身のものをひとつづつ点検して、洗ったり拭いたりして片付ける。結局余裕を持って来ていてよかった。騒動を納めてから図書館へ出かけるまでの時間は30分しか残らなかったんである。
 その30分の間に持参した長めの結束バンドで自転車を修理?した。

 4時に図書館を目指す。

 1時間半は配架。だいぶ場所を覚えた。

 残り1時間半はカウンター。暇だった。職員に更新手続きを教えてもらう。今日コンビを組んだ職員はとても感じがよく、教え方も素人目線で教えてくれ、メモまで書いてくれた。

 この日、注文した本を受け取りに来た人が何人かいたが、その中で「ローソクの科学」という本があった。懐かしい。岩波文庫のもので、俺が高校の時に読んだ、というより読まされた本である。
 一度だけ化学で赤点をとったことがあり、追試の代わりにこの本を読んで感想文を書かされたんである。進路に迷っていたこともあり、勉学に全く身が入らなかったころで、まともに読んだ数少ない本の中の1冊である。久しぶりのご対面となった。

 夕食はインスタント「ワンタンメン」。具材は卵、空心菜、長ネギ。

 麺を食いながら発泡酒。ナッツなどをつまみながらウイスキー~白酒(バイチュウ)。亡くなった義父を思い出す。俺が横浜へ行ったときに「チャンチュウ」を買って来てくれと彼に頼まれたことを。当時、中国の酒など全く知らなかった。中華街で尋ねると、どこにもなかった。で、ある店で「それは中国の酒をバカにした日本人の呼び方」ということを教わった。
 今思うと、それ自体は「白酒」だったんだろう。紹興酒なら義父も知っていたろうし、当時白酒は今ほど売られていなかった。義父は戦争中に飲んだことがあったということだった。
 もっとも手に入ったとしても、彼はおいしく飲めただろうか?彼は「オンザロック派」であり、白酒は割ったらおいしくないんである。
 久しぶりの白酒でつぶされる前に、10時前にダウン。

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