2019年11月12日火曜日

健診終了

11月11日。星期一。                    143/97。62.1㎏。

 9時から11時半まで、マンションの消防設備点検のために在宅し続けるしかない。早い時は9時台に来てくれることもあるが、今回は10時半ころだった。
 その間暇だったんで読書。朝一番でコンビニへ小雨降る中行ったところ、何と休刊日。

 手に取った本は前回から読み始めた「多民族の国アメリカ」。多民族国家のアメリカの歴史であり、各国の特徴などの解説が面白く、定住をあきらめて帰国する人たちの統計やその傾向も書かれている。イタリア人の特色なども面白く、「ゴッドファザーⅡ」を思い出させる。

 点検終了後、診療所へ行き先日の健康診断の結果をもらう。その足で都電2停留所を歩き、眼科で健康診断を受ける。
 問題ないが「緑内障」の検診は後日受けた方がいいとのこと。

 健診結果はおおむね良好。血圧は服薬中だし、脂質も朝飯しっかり食ってたから問題ないそうで、コレステロールもわずかに上回る程度なのはこの数年変わってない。メタボはもちろんなし。

 帰り道は遠回りして、以前よく利用していたスーパーで買い物。昨日観た映画(「人生はビギナース」)の中で「タコス」を食う場面があり、その影響で食いたくなっていたところ、ちょうど合いびき肉の特売をやってた。これにタマネギとトマトとピザチーズ、シーズニングを買った。
 買い物は2500円ちょっとで、プレミアム買い物券で2500円払い、半端は現金で払った。

 昼食はインスタントラーメン。冷やし中華の麺を使い、味付けはフォースープとナンプラー。具材はもやし、ニラ、ハム、長ネギ、卵。これで野菜はタマネギ、ジャガイモ、空心菜だけとなった。

 午後のロードショーは「ノクターナル・アニマルズ」。2016年トム・フォード監督作品。同監督の2作目で、デビュー作は「シングルマン」である。共通しているのがシリアスで観ていて辛くなることだ。
 元夫が書いた小説と現実そして過去が並行して描かれるという構成になっていて、離婚寸前に夫に内緒で堕胎したことがばれたことが小説の伏線になっていることが明らかになる。
 何といっても主役演じるエイミー・アダムスがうまい。何度も会話に出てくるが登場するのはワンシーンだけというローラ・リニーも存在感あるなあ。
 次回作も楽しみだ。先日観た「プラダを着た悪魔」では名前だけ登場してたっけ。

 2本目は「ヒューマン・ネイチュア」。あの「マルコビッチの穴」のチャーリー・カウフマン脚本作品。2001年ミッシェル・ゴンドリー監督。この二人は後に「エターナルサンシャイン」も作ってる。
 類人猿と信じてる男と、それを人間らしくさせようという博士とその助手の色気女、そしてそれこそ猿のように超毛深い女の4人が繰り広げるとてつもないドタバタ劇。面白い。
 おまけの同監督のミュージックビデオが良かった。

 夕食は「タコス」。
緑が足りないがそこは「ワカモレ」で補充。
何か変な音がすると思ったらこんなプラスティックボールが入ってた。グラスに注ぐ時、きれいな泡ができるようにするためだそうだが、直接飲んでたからその効果を見ていない。それより、リサイクルに邪魔じゃね?
3本目は「くたばれハリウッド」。2002年、先月亡くなった名製作者ロバート・エバンスの映画に関わる人生を追ったドキュメンタリー映画で、本人がナレーターを勤める。
 めちゃイケメンで売りだした俳優であり、その演技力のなさから制作側に転向し、所属するパラマウントを業界のトップにのし上げた成功者として有名な人。
 アリ・マッグローの夫だったこと以外知らなかった私生活も十分に描かれていて面白かった。舞台裏話ではコッポラとの確執、会社側との対立が非常に興味深いものであり、名作やヒット作、失敗作の背景を知ることができる。
 20世紀を代表する映画として「ゴッドファザー」、「チャイナタウン」の二本が含まれたが、どちらも彼の制作によるものだ。脚本のロバート・タウンはクレジットこそないものの、「ゴッドファザー」の手直しもしていたことも知った。彼は後に「チャイナタウン」を執筆している。まさに名コンビ「ボブ」だ。
 おまけの映像も面白く、特にダスティン・ホフマンの名演説や、物まねが面白かった。

 発泡酒~ギネス~ウォッカ。9時前にダウン。

 

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