2019年11月11日月曜日

当たりが多い今回のレンタル

11月10日。星期天。       138/94。61.7㎏。

 朝食は「鯛めし」、「スパム入り味噌汁」など。今回は残り飯を冷凍していたものを運んだので、米食が多くなるが、財布の負担は軽減されている。

 久しぶりの給与明細書をながめながら食う。

 スラックスのすそ上げがテープの脆弱さが原因とみえ、1回の洗濯ではがれてしまったので、その修理を行う。二度目はボンド使用。

 10時前に買い物。前回から利用しているホームセンターなどの複合商業施設へ行き、100均と食料品スーパーを利用する。
 電気製品を売っている階では奥にプラモデルコーナーがあるので、ガンプラや戦闘機などを見る。好きなザクやムスタングを手に取って、買いたくなる衝動を抑える。この時は60歳若返る。

 昼食はインスタント「味噌ラーメン」。具材はもやし、長ネギ、ニラ、卵、ハム。食い終わった汁は捨てずに残す。

 午後のロードショーは1本目は「ペイドバック」。2011年ジョン・マッデン監督、日本未公開作品。複雑な内容である。ソ連領東ドイツで生き残るナチの人体実験医師を捕え、イスラエルで裁判にかけようという指令を受けたモサド(イスラエルの諜報機関)3人の行動と、捕えながら逃げられてしまった事実を30年隠し続ける現在の3人を描く。重厚なドラマであり、サスペンスの要素もたっぷりだが、俳優が地味なんで未公開になったんだろう。
 ヘレン・ミレンとジェシカ・チャスティンのダブル主演。片や50年の芸歴を持つベテラン、後者はこの作品の後目覚ましい活躍している売れっ子。この二人の演技がすごい。佳作である。

 二本目は「人生はビギナース」。2010年、マイク・ミルズ監督作品。主人公の父親を亡くしたばかりの孤独なイラストレーターと、これまた孤独なフランス人女優の交流が現在で、主人公の過去が並行して描かれる。
 母親が亡くなった後、ゲイであることをカミングアウトする父親役のクリストファー・プラマーが圧倒的である。若き苦悩するカップルをユアン・マクレガーとメラニー・ロランが演じる。好きな俳優ばっかりで、撮影良し、脚本良し、編集良しの大満足な1品だった。

 夕食は昼食時に残したラーメンの汁を倍量に薄め雑炊にしたもの。具材は長ネギのみ。トッピングは天かすと花椒辣醤。食材が残り少なくなってきた。
 発泡酒~ギネスビール~テンプラリーニョ&カベルネソーヴィニヨン種スペイン産ワイン(3リットル入り999円税別)をちびちびやりながら3本目のDVD鑑賞。
 「クッキーフォーチューン」。あのフォーチューンクッキーとは別物。1999年今回2作目のロバート・アルトマン監督作品。
 題名のクッキーにはパトリシア・ニール(「ハッド」で印象強い演技)が演じ、主な役をグレン・クローズ、ジュリアン・ムーアというくせが強い女優が演じる。なじみのない太った黒人男優がいい味を出している。
 アメリカ南部の牧歌的な雰囲気の中での事件にならない事件という不思議な雰囲気の映画である。ラストの音楽も良かった。

 〆に映画の余韻を楽しむためにジャックダニエル(作品の中ではワイルドターキー)を登場させ、少し味わってから9時ころダウン。

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