2019年4月5日金曜日

駅近時間つぶし・土浦編

4月4日。星期四。       125/90。63.3kg。

 3時起床。

 早朝キッチンは「大根の甘酢漬け」の本漬け。ピクルス用のきゅうりの下漬けはまだ水の上がりが少ないので明日以降に。

 今回の選挙の立候補者がほとんど原発に対する考えを表明していないことが報じられた。つまり原発に対する態度を表明することで票を得ることができないという判断をしたということだ。
 これは有権者の態度や傾向を読んだものだ。アホな有権者と、それにへつらう議員、しかも当選すれば議員は態度を豹変させ、それに対し不平を漏らしながらも次の機会に同じことを繰り返してしまうアホな有権者。こうしてアホが蔓延する国は安泰(だと思ってる)なんである。
 必要でない原発が存在すること自体ありえないほど馬鹿らしいことなのに、それを推進する議員たち。それに投票するアホな有権者。実にわかりやすい構図だ。すべては電力会社の金に喰いついて離れない政権にすっかり洗脳されてるんである。
 アホな有権者は目の前の便利さを追求するあまり、自分のまき散らしている毒(汚染)が自分の票が作り出していることに気が付かないのである。もっとも政権の方では気がついてもらっては困るわけである。

 この日今年初めての「アゲハ」飛来。モンシロ4匹捕殺。戦いはすでに始まっている。

 お赤飯を作る。今回二度目。今回は小豆のゆで汁を捨てずにとっておいたので、色もお赤飯らしく出来上がった。

 久しぶりの「土浦散歩」である。古書店の隣の食堂で昼食。

 「メンチカツと豚バラの生姜焼き」ランチと瓶ビール。ここは依然昭和だ。

 古書店で3時間ほど時間をつぶす。この間選んだ本は5冊、CD1枚。全部で千円税別。今回100円以上の本は外した。その中に向田邦子のエッセイがあり、200円だった。            レジのところにあった写真には店のスタッフと俳優らしき人が写っていたので、その俳優が誰か尋ねたら「宇梶剛士」だった。最近の旅番組で取材した時のものだろう。この俳優さん、俺と同じ新宿は新大久保あたりの出身である。誕生日はケイのねぇねぇと同じ敗戦記念日。

 その後、向かいにある図書館で栗原康の「現代暴力論」を読む。探していた本だが、出版が新しいせいか古書店にはなかった。この人の最も古い本でも2008年だからなぁ。
 読みながら、あまり面白いんで思わず声を出して笑ってしまった。これは新刊でも買う価値あるな。

 5時ちょっと前にケイのにぃにぃと合流。彼が時間をつぶしてた店では俺が欲しがっていたフリートウッド・マックのCDを見つけて買ってくれた。「TUSK・牙」。本来は2枚組だが、1枚でも発売された異色作である。2枚組の方はボーナストラックとして発売されていて、そちらには別テイク、別バージョンや実験曲などが含まれている。
 偶然だが、俺が買ったCDも2枚組。クインシー・ジョーンズのベストアルバム「Qより愛をこめて」。500円税別。持っていない曲ばかりでかなりお得なアルバムだった。
 ミュージシャンもサラ・ボーン、マイケル・ジャクソン、ジョージ・ベンソン、フランク・シナトラ、バリー・ホワイト、エル・デバージ等々。特にサラ・ボーンは遺作となった音源だということだ。

 これも向かいにある焼肉屋で夕飯。すべて駅から3分のところで時間つぶしをしたわけである。

 「上ミノ」、「ホルモン」、「センマイ刺し」、「スンデ」。生ビール~ホッピー。
スンデが久しぶりである。豚の血と春雨を腸に詰めて蒸したものである。初めて食べた時はその色の黒さにちょっとひいたものだったが、今回のは色が薄くて、春雨がもち米っぽくて旨いものだった。塩でもいいが味噌が合ったな。
 帰りは駅のコンビニで角の水割り缶を買い、電車で飲む。

 ちょうどバスが発車寸前に間に合い、すっかり寒くなったところでバス停で待つことなく助かった。

 帰宅後、買ってきたCDを聴きながらウイスキーをちびちびやる。おつまみは殻付き落花生。フリートウッド・マックは緊張と緩和といった印象で、クリエーターである3人の個性が丸出しだった。
多分9時ころダウン。

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