2018年11月8日木曜日

肉なしカレーと肉だらけ飲み会

11月7日。星期四。          142/104。61.7kg。

 家出したトルストイが移動中に亡くなった日だそうだ。今年彼の編纂による「文読む月日」の3分の1を読んだので身近に感じるんだろうが、家出に関する記述はなかったと思うな。この著書自体は年譜によれば晩年のものであり、家出直前まで書かれていたもので遺作と言える。

 早朝キッチンは「カレーライス」。ピーマン・ニラ入りの肉なし野菜カレーだ。

 この日は久しぶりのケイのにぃにぃとの土浦散歩。11時に出発。

 昼食は前回も利用した図書館向かいの食堂。「メンチと生姜焼き定食」。 二人同じものを頼むのは珍しい。これに瓶ビール。

 解散後は食堂すぐそばの古書店で3時まで本探し。今回探したのは吉村喜彦、田村隆一、島尾敏雄、檀一雄。
 2時間半で7冊購入。田村隆一の「ぼくの憂き世風呂」はやっと見つけたもの。それ以外は目指すものはなかったな。特に檀一雄のレシピ本はなかなか古本屋に出ないようだ。島尾敏雄は小説ばかりだ。吉村さんのは著書も少ないが、たまたま見つけたのはその数少ない中の小説だった。
 石川淳の小説で懲りたので、今までどおり小説は買わないことにした。

 3時に駅で集合し、タリーズで休憩。俺は「アイリッシュラテ」なるものと「ティラミス」。ラテが若干甘いが、ティラミスの方は全く甘くなくてお金を返してもらいたいくらいだった。

 再び解散し、4時ころから図書館で買うことが出来なかった著書を探したりして時間をつぶした。その中で檀一雄の料理本で、息子夫婦がその料理のレシピを再現したものを1冊にしたものを見つけた。いくつか読んだが、あの壇流の豪快料理法は読み物としても面白い。
 続いて田村隆一の全集を見つけ、1時間をそれに費やした。

 現在読んでいて、それで田村隆一を知ることになった「東京百話」の編纂者である種村季弘との対話 、川本三郎の解説、その川本三郎の著書(「荷風と東京」)に対する批評文、自身の荷風に関するものとか、今回買った「憂き世風呂」の中からのものなど面白いものばかりだったな。全6巻の中は「詩」が多いので、エッセイだけ拾い読みしてもいいかもしれない。古本屋で疲れたらここで過ごそう。椅子も悪くないし。

 6時に再集合。駅から10分ほどのところの歓楽街近くの肉料理主体の居酒屋。前回来た時は満席日貸しきりだったと思う。
 まずはビール。これに「レバテキ」、「牛肉もつ煮」、「牛肉すじ肉」。甲類焼酎1本(600ml)を注文し、ホッピーにする。
 料理の味は濃くて、うまい。発泡系の飲み物がよく合う。

 続いて「豚バラ串焼き」、「ハムカツ」。よく飲み、よく食った。

 が、〆にそばを食うことになった。一番いけないコースではあるが、たまにはこういう脱線もいいだろう?土浦駅ホームには上り下りにスタンド蕎麦屋がある。帰りの上りのホームでは「鶏ごぼう天」が売り切れになってたんで、下りのホームへいってみたが、ここでも売り切れだった。
 で、「かき揚げそば」にして完食。

 帰りの電車の中で、これまた久しぶりの「ワンカップ大関」。いつまでたっても大関で横綱になれない。いつまでも平のサラリーマンだった頃の友でもあった酒だ。
 9時半ダウン。

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