11月17日。星期六。
10時前に川向こうのスーパーへ買い物。
昼食はそのスーパーで買った「カツ重弁当」で早めに済ます。今週二度目。
JR駅まで歩き、東京回りで大崎を目指す。23年ぶりの大崎。ケイのにぃにぃと「ワニ・ステーキ」を食べに来たことがある。
当たり前のことだが様相はすっかり変わっており、ゲートシティしかなかった大型施設がいくつも建っており、両方出口には巨大なビルが乱立していた。
「東出口徒歩8分」だけで目指す建物は、途中から不安になった状態に早くも陥った。
約20分くらいうろうろしてから、交番を見つけて尋ねてみた。で、説明しようとしたとき、自分が情報をほとんど持たずにここまで来たことを理解した。
「ミツムラ」という名で、「光村」と書く建物で、多分出版社か何かで、東口から徒歩8分。
これだけの情報しかなかったが、ふたりの警察官はどちらも知らないということだった。
仕方なく駅に向かう?と思われる路地に入り、歩いて行くと変わった建物があり、近くへ行って表札を見ると「セルビア大使館」だった。
さらに突き当たりに立派な建物があり、これまた見たことない字が書かれてあり、そのちょっと離れたところに英語の表記を見ると「ミャンマー大使館」だった。セルビアの10倍じゃあきかないくらい豪勢な建物だ。
そこを右に行くと、古風な建物は「琥珀原石博物館」。入場料が200円以下だったら入ってたかもしれないが、700円にはちょっと財布のひもが締まっちゃったな。
紅葉した木立の中の坂を下ると、駅に向かう道に戻ったが、このままで買えるのも惜しいし、時間もたっぷりあるんで、先ほどの道とは反対のほうへ歩きだした。「大崎何とかビル」のイーストとかウエストとか高いビルがたくさんある。で、その地上階は食い物や物売りや医者に美容院ッてな感じだ。
目指すものは見つからず、駅に戻る途中の橋の上で、ドローンを飛ばすのを撮影しようとする人たちを見た。建物のせいもあるんだろうが、結構風があり、ドローンに与える影響を尋ねる人があり、それに対しこの程度の風はドローンにとっては無風と変わりないという説明をしていた。
ドローン自体には興味がないので、飛ばすのを待たずに通りすぎた。
ゲートシティ内をぶらついて、本屋を探してみたが、この周辺の人は本を読まないということが分かった。「ワニ・ステーキ」の店もなくなったようだった。
さて、いよいよ駅に向かおうとゲートシティを出たところに、駅と反対の方に信号が見えたので、そこまで行ってから戻って、そのまま駅に行こうと考えた。
で、信号についたところで横断歩道の信号待ちをしたときに、渡ったところにある建物が目指すものであったことが分かった。
地上階1階がギャラリーになっていて、そこで「残したい写真展」が開催されていた。
土門拳はじめ著名な写真家の手になるものも多く、やはり昭和20年代から50年くらいの写真が面白かったし、なつかしかったな。「原節子と東芝扇風機」、「ちゃんばらごっこ」、「銀座の交通事故」などなど。
ものがなかった東京はまだきれいなところだったことがよく分かる。家の中もそうだもんな。小津さんの作品の中の部屋はまさにそれを表している。
昭和45年、三島由紀夫の自決した同じ年に撮ったポートレートもあった。
さて、駅に戻り、湘南新宿ラインで池袋に移動。渋谷・新宿と二つしか止まらないので早い。
余裕の時間を使って中国食材店に入る。改装されたと見えてきれいになり、レジも2台に増え、各種カードが使えるようになっていた。
そのせいか、以前より高くなったような気がする。白きくらげと白腐乳を買う。
買い物中にWから電話が入り、中国食材店から5分のところにあるいつもの居酒屋へ向かう。4時。
山形と茨城は水戸の伝統野菜「赤ねぎ」の1本焼き100円が今日のおすすめ。土曜日は午後1時から営業していて、そのあおりか?「しめ鯖」が早くも売り切れ。
のどが渇いてたんでサッポロ瓶ビール。そしてその後はひたすらホッピー。
「煮込み」、「さんま刺し」~「焼きそば」はWの定番である。
7時前に出て、サンシャインへ向かい、明日まで開催されている「島フェスティバル」を冷やかす。が、地方物産展と一緒になっていて、その中の富山のところで「濁り酒」を買った?買わされた?酔っ払ってたんでその辺は曖昧模糊。アイマイミーマイン。
帰宅後、レモンをしゃぶりながらテキーラを数杯飲んでダウン。時刻不明。Wはお茶を飲みながらTV鑑賞。夜が強い。
0 件のコメント:
コメントを投稿