2014年2月4日火曜日

不成立のゲーム

 またしてもマンツーマンレッスンになったテニス教室。フォアハンドのコツがようやく飲み込めた。
バックはまだものになりそうもないが、ラケットの面の向きと左手主導で打つ感覚をちょっぴり体験。有意義なレッスンとなった。満足。それにしても道はまだまだ遠い。Iさんたちのグループへ加入するのはいつのことになるのやら。早く強烈なサーブを打ちたいものだ。


 昨夜のメニューは「おじや(なめことカニ缶の雑炊)」、「さつまいもの柚子煮」、「ふきと油揚げのさっと煮」、「ちぎりこんにゃくのきんぴら」。



 3週前くらいに「忘れられた皇軍」というかなり前に作られたドキュメンタリー映画を観た。ナレーションも直截的で、当時の問題を目の前に突き付けられた強烈なサーブだった。

 大島渚監督の手になるものである。太平洋戦争に駆り出され、身体を削られ生き残った在日の人たちの生活保障や焼夷手当などの日本人と同じ権利を主張する姿を追ったものである。
 両目を失った人がサングラスを外し涙を流す最後のシーンは、ちょっとトラウマになるかもしれない。監督の言動と作品は同化しており、オブラート作品に慣れた者にとっては衝撃だろうし、戸惑ってしまうんじゃないだろうか。
 監督が亡くなって、顧みようとする出版が少ないことを述べた記事が最近の新聞に載った。「戦メリ」以前の監督の思想を考えることは、映画作品を通じて今我が国がまたしても強国を目指す体制に向かいつつあるという危機感が漂う現代においても必要なことであるように思える。


 祖国とのアイデンティティ、天皇制の矛盾などこの戦争が残した問題は多く、その多くが解決していない。Aさんの自国の主張(を代表していると思われている)を曲げない強気な発言が、だんだん右翼団体風に聞こえるんだが....。Aさんの感想を聞きたいものである。そして人間的なレシーブで返してもらいたいものだが....ありえないかぁ....。

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