2014年2月20日木曜日

捨て続ける60歳

 相変わらず寒い。新聞に載る週刊誌の見出しにさらに寒くなりそうなものがあり、昨日出かけた際に本屋で立ち読みすることにした。タイトルは「60歳になってから捨てるもの」というものだ。

 御茶ノ水駅前の丸善。この駅は医学書の卸の会社に勤めていたとき利用してたが、それも40年も前のことで、駅の周辺はすっかり変わっちまい懐かしい感じは全然しないなぁ。
 さて立ち読みしたところ、孤独を愛する人たちのインタビュー記事であり、これと言って衝撃的な内容ではなかった。要するに楽しく生きて、自分の希望するくたばり方をするには、従来の価値観や道徳とされていたものから解放されることが肝要であるということだ。

 俺は悟りを開いたわけでも何でもないが、この記事に啓発を受けたものは何一つなかったな。すでに実践していることが多いからだ。他人との付き合い方もだいぶ変わってくることがわかる。人間を見つめる目が変わるということだ。よほど価値観が合わないと、ストレスを感じてしまうため、こちらから距離を置くようになってしまうんである。すると以前より自由さが体感でき、時間的にもゆとりがたくさんできることで、本当に自分が面白いと思えるものを見つけられるんである。

 昨日は移動で中央線を使い、二駅乗っただけだったが、イライラ感がいっぱい詰まった空間で息がつまりそうだった。駅に降りてからも走るようにして歩くやつらがいっぱいで、自転車並みの怖さがあったな。こりゃ疲れるわ。俺が住むところから千代田区なんてそう遠くないところだが、同じ東京でもまるで違うことがよく分かった。たまに高齢者がのろのろ歩いているのを見るとほっとしたな。俺も年かぁ。


昨夜のメニューは「カレイの干物」、「白菜と油揚げのさっと煮」、「大根の味噌汁」、「カリフラワーとハムのサラダ」、「ほうれん草の胡麻和え」。色がもう少し欲しいところだが、先日の買い物でトマトが高くて手が出なかったので仕方がない。

日本酒をちびちびやりながら、またバラエティー番組を観た。番組中で出た岡山県の「キニラ(黄色いニラ」はうまそうだったなぁ。現地へゆけるかもしれない旅行は夏を予定しているが、残念ながら収穫は冬だそうである。

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