2022年2月12日土曜日

「昼から焼肉」で国を笑う。

2月11日。星期五。 128/80~108~65。63.5㎏。96。36.2度。  歴史を学んだことのある人だったら、この日がなんでもない日だと思うのが常識だろう。「建国記念日」の妄想にとらわれている間は、再び軍国主義国家になりうる危険性がなくなることはないだろう。  と、愚痴っぽくなったのは「引きこもり」によるストレス?  
 やっと降った。で、「冷凍ミカン」ならぬ「冷凍デコポン」を作ってみた。
 が、結果は失敗。すんごく冷たくなったのはいいんだが、そのために酸味が前面に出ちまって、本来のおいしさを台無しにしちまったからだ。  朝食はそうめんを茹でて、残り物のグリーンカレーをかけたもの。
 これに「りんごのコンポート入りヨーグルト・キウイソース」、「豆乳と甘酒5050」。  屋根から落ちる雪の音と、シャベルで道路を削る音が聞こえる中で朝のロードショー開催。  「シノーラ」。1972年、ジョン・スタージェス監督作品でエルモア・レナードという人が脚本を書いているが、履歴を調べたら相当な名うての小説家・脚本家だった。クリント・イーストウッドの西部劇の中でもかなり上位に入れていい作品だ。  新型の拳銃を扱う大地主の用心棒と対決する、もと賞金稼ぎでハンターでもある主人公はいとも簡単にそれらの拳銃を使いこなすというスーパーマンぶりは演出がうまいんで不自然さがない。  ロバート・デュヴァルの悪役ぶりがいい。ゴッドファザーの翌年の出演作だ。  昼食は豪華版?「昼から焼肉」。豚バラ肉スライスの半額処分品を手に入れて、相談した結果のメニューとなった。焼き肉のたれはケイのにぃにぃの自作。初めてレシピの記録もする。
 具材はほかにエリンギとタマネギのみ。付け合わせは「キャベツの焼肉屋風サラダ」、タイミングよく作られてた「セロリのキムチ」、「わかめと豆腐のダシダスープ」にごはんと発泡酒(俺のみ)。  「昼から焼肉」は肉さえ手に入ればまたやりたいものだ。美味いんで食いすぎた。  午後のロードショーは「トロイ」。2004年ウォルフガング・ペーターゼン監督作品。これも日本の「建国記念日」のようなもので神話からのイメージで作られた完ぺきなフィクションであり、そのことでこの作品の史実に忠実でない(そもそも神話なのにで、である)ことに目くじらを立てた某有名イタリア史作家がいたということである。俺はそもそもこの手のお話はあまり好きではないんだが、出演者がブラピやエリック・バナやオーランド・ブルームなどの若手に混じってピーター・オトールやジュリー・クリスティなどのベテランが出ているから観ることにした。  昔、「トロイのヘレン」という映画があり、監督も名匠ロバート・ワイズだった。その場面をそのまま使ったTⅤドラマが国営放送で流れたのを覚えている。名前は「タイムトンネル」。ありゃ面白かった。  今回のお話はブラピ演ずるアキレスに焦点が当てられ、最後は初めて本当に恋した女性を救おうとして、逆に襲っていると勘違いしたパリスにかかとを矢で当てられちまって死んじゃうまでが描かれる。その女性はパリスのいとこという設定になっている。  昨日観た「レッドクリフ」とよく似ている点が三つ。女を巡る騒動が起点になっている。「レッドクリフ」では曹操が周瑜の妻に一目ぼれしちまったのが起因していると描かれていたし、この作品も原点はパリスがヘレンをスパルタからかっぱらったことから起きた騒動となっている。  ワイヤーとCGをふんだんに使った合戦シーンもよく似てる。さらに後半に出てくる疫病による戦意喪失の場面など。  おまけにトロイが仕掛けた火だるま転がし急襲作戦は「スパルタカス」へのオマージュだろうか?あんときも転がした方が結果的に負けた。あのときはCGじゃなかったしなあ、すごいよなあ。  夕食は「合いびき肉と里芋のカレー煮」、「サラダ(2色パプリカ、きゅうり、プチトマト、レンコン、キャベツ)」。  昼食での食いすぎがたたって、その後間食もしないのに食欲がなく、サラダのみでカレー煮はそっくり残した。
 発泡酒~そば焼酎のお湯割りをちびちびやりながらラジオニュースを聴いて、7時40分には血圧測定してダウン。ストレス疲労?  

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