電気代も払わぬ虫

８月３日。星期二。　　　　１４０/８６～１０３/６１。６２．２㎏。９７。３５．８度。 　じっとしてても汗が出てくる、まさに「真夏」を感じさせる。今日も表は夏休みの雲に囲まれている。 　ＰＣに向かいながらあんまり暑いんで、とうとう扇風機を持ち出した。 　朝食は「ケール、明日葉、きゅうり（これで奇形きゅうり完売）、ササゲ、バナナ入りツボクサスムージー」、「空心菜と卵の白身のケイジャンスパイス炒め」、「スープセロリの浅漬け」とごはん、ほか。 　ゴミ出しの帰り道、ふと道路側に枝を突き出した柿の木を見上げると、毛虫がわんさと葉にのっかってる様子を見て思わず震え、一瞬暑さを忘れたな。

　虫殺しに感情的になる性格は自分を怖がらせたことに対する報復という気持ちから出てくるものである。柿の枝を落としまくり、落とされても葉に食らいついている「電気虫」を片っ端から踏みつぶし、体液が飛び散るさまを見ながらほくそ笑む俺。こわ～。どっちが？ 　１００匹はいたろうか。落とした枝は駐車場へ運ぶ。葉をかき集めてたら電気虫の糞を発見。

　天ぷらにしたりお茶にしたりする（両方とも経験済み）くらいだからうまいに違いないが、これにたかるのは電気虫しか知らない。瓜系にたかるウリハムシ、アブラナ系にたかるカメムシとみんなセットになっとる。 　朝から重労働だった。 　庭作業はオカノリのタネをまく予定の畝に施肥した。 　暑いんでほぼ屋内で過ごす。 　義母は今日も曜日を間違える。 　とうとう医療崩壊の様相を呈してきて、ガースーは「自宅療養」を何のてらいもなく口にする。こいつほどのくそ野郎を６８年間見たことがない。 　中国はデルタ型が蔓延しだしたらしい。 　レバノンの災害と言い、ベラルーシの恐怖政治と言い、そのどちらもロシアがらみだ。 　広島の原爆被災の慰霊に対し、オリンピックではしゃいでる連中に「黙とう」を依頼するのもどうかと思う。黙とうってお願いするものなの？形だけ装うのって、日本式法事（金ばっかりかかる）そのもので、その底流に流れるものはオリンピックと変わらないじゃん。 　福島第一原発でコロナ感染者が増えているとのこと。被ばくとコロナかぁ。どちらも２代の首長が「アンダーコントロール」できなかったものだ。それでも自民党に票をいれるか？ 　昼食は「マグロ漬け丼」。今日は大葉入り酢飯にしてみた。これに「麩＆三つ葉のお吸い物」、「大根の梅酢漬け」。 　午後も暑いんで映画を観る。涼しくなるかな・「スノーピアサー」。２０１３年、ポン・ジュノ脚本・監督作品。 　全編、ノンストップの自給自足列車の中でのアクションとなる近未来映画で、地球温暖化阻止の一手が裏目に出て世界がほぼ滅亡してしまったという設定である。 　「キャプテンアメリカ」のクリス・エヴァンス、お馴染みのソン・ガンホ、ディストピア映画専門？のジョン・ハート、エド・ハリス、売れっ子＆絶好調のティルダ・スウイントン（見もの・本人も楽しんだんじゃないだろうか）＆オクタヴィア・スペンサーなど役者も豪華版。涼しくはならなかった。なんせ内容が「熱い」から。 　夕方近く庭で収穫。オカワカメ、ツルムラサキ、ササゲ。 　夕食は「野菜炒め（キャベツ、ニンジン、ピーマン、タマネギ、さつま揚げ）」、昨日の残りものの「ハンバーグ」、「赤かぶの甘酢漬け」、「サラダ（トマト、ツルムラサキ、ササゲ、サラダからし菜、タアサイ）」、「ジャガイモとオカワカメと豆腐（なんという組み合わせとケイのにぃにぃからブーイングが）の味噌汁」。さらに３匹の「蝉の素揚げ」。蝉は庭内だけで十分調達できるようだ。

　発泡酒～冷酒（月桂冠の純米酒）をちびちびやりながらメニュー作りの相談などをして、８時半、血圧測定してダウン。