2020年5月29日金曜日

エゴマの北限について

5月28日。星期四。          119/88。63.1kg。

 2時に起床。PCに向かう。

 早朝キッチンは「人参のきんぴら」。間引きした人参の葉はカサがはっている割には200gちょっとしかなく、炒めるとかなり少なくなるが、3cmくらいに切ったものは堅くて食いにくい仕上がりとなった。で、炒め終わったあと覚めてからみじん切りにした。はじめからそうすればよかった。間引きはあと1回あるので次回はあらかじめみじん切りにしよう。
 きんぴらは最終兵器だが安定したメニューではある。人参自体もきんぴらにすることがあるので「葉」も大丈夫なんである?

 庭作業は間引きが主で、小松菜、春菊2種、サンチュ、セリ。


 新聞で福島県ではかなり昔からエゴマを栽培していたことを知った。関西より更に西方面で作られているものだとばかり思っていたんで驚いた。それにしても庭ではエゴマが出てこない。福島より西なんだけどなぁ。

 5時限授業では森まゆみさんの「結婚の失敗」についての記述がそれまでの調子とちょっと変わっていて面白かった。反省とか後悔という言葉が似合わない人だと思っていた。

 眠気が強かったんで、4と5を飛ばし、6時限目の植草甚一さんのを読了した。最終章はこの本の成り立ちなどが書かれていて、タイトルの由来も編集者とのやりとりから生まれたということだ。その編集者の中に来生悦子の名があった。その後作詞者として成功を収めた人だ。
 イラストを受け持った和田誠と同世代の著者の名は、やはり同世代の小林信彦の現在読んでる著書にも出てくる。二人は大学も同じだ。                                  40年以上も前に買った本をようやく読み終えた。次回から森田芳光の最後のエッセイが参加する。

 固定資産税の納付書をとりに東京のマンションまで行かねばならない。こうしたケースを想像もしてなかったんで億劫だが今回は仕方がない。次回から自動引落にしてもらおう。
 一括払いに固執していたのにはわけがあり、銀行口座を毎月支払いと年払い用に分けていたからで、現在は生活をダウンサイズしたおかげで、毎月払い口座だけで用が足りるようになったので、変えても問題はない。
 で、区役所に電話して、納付書をいつ発送するのか電話で尋ねることにした。電話が混んでいて待たされている間に去年の納付書を見たら、発送日が6月3日となっていたんで、電話を切った。
 到着日はだいたい見当がつくんで、それ以降に行くことに決めた。

 10時前にスーパー1軒と酒屋へ行く。

 昼食は「ぶりの幽庵焼き」。何と「あら」ということで買った250円税別のぶりはほぼ「切り身」状態だったのを幽庵焼きにした。「三つ葉と豆腐のお吸い物」、「ぬか漬けきゅうり」。焼き魚定食。

 午後のロードショーは「グラスハープ/草の竪琴」。1995年チャールズ・マッソー監督作品。脚色はスターリング・シリファント。原作はトルーマン・カポーティで、高校時代に読んでいて、「車輪の下に」同様に感動したものだ。まあ、そういうお年ごろだったということだ。
 作品の出来自体は特筆すべきものはなく、原作の持つ「妄想的」な雰囲気はない。原作はあくまで主人公の目を通して描かれたもの(と、記憶する)で、映画は群像劇に近いものとなっている。が、雰囲気がすごくいい映画で、癒されるなぁ。
 そして、脇を固める出演者が豪華過ぎて、それだけで話の種になる。

 主人公を迎える姉妹にパイパー・ローリーとシシー・スペイセクで、この二人「キャリー」で共演している。これにからむ判事役がウォルター・マッソーで、監督は彼の息子さんだって。更にシシー・スペイセクをだます詐欺師にジャック・レモン。この二人も「ミッシング」で親子(父親と息子の嫁)を演じている。しかもジャック・レモンとウォルター・マッソーと言ったら30年の間に何度共演してるんだろうか?「恋人よ帰れ我が胸に」、「おかしな二人」、「フロントページ」.....。とても仲が良かったらしく、2000年、ウォルター・マッソーが亡くなった翌年にジャック・レモンも亡くなっている。まさに20世紀を代表する俳優だったな。
 で、さらなる脇役にチャールズ・ダーニング、ジョー・ドン・ベイカー、ロディ・マクドウォールなど。ジョー・ドン・ベイカーとウォルター・マッソーはあの傑作「突破口!」で共演してる。この作品でもやりあってたな。
 シシー・スペイセクがジェシカ・タンディになっちゃてた。また名優の新たな一面を観た気がする。

 おやつは杏仁豆腐、クラッカーにブルーベリージャムをのっけたもの。

 夕食は「鶏胸肉と新玉ねぎの照り煮」、「春菊の辛子和え」、「水菜とかまぼこの梅酢あえ」、「大根の味噌汁」。
 発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「ダークサイドミステリー・3億円事件」。いつもの発泡酒が売り切れてたんでビールを買おうとした時に処分品コーナーで2本150円税別の発泡酒があったのが見えたんで買ってきたところ、「ストロングドライラムネ」なるシロモノは滅茶まずかった。が、アルコール9%というコスパの良さに目をつぶって飲み干した。
 酔いが早めに回ってきて大して飲んでもいないのに?時にダウン。多分9時前。今日も長い1日だった。
 栃木県のダチョウの卵が気になりながら眠りにつく。

 

 


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