2020年5月24日日曜日

庭の醜聞、文春の醜聞

5月23日。星期六。              116/76。63.7kg。

 3時起床。霧雨程度。

 ナメクジ退治。今日も木登り中の連中がターゲットとなった。ある場所でダンゴムシとナメクジの密会場面をスクープした。こいつらやっぱりできてるな。心中ごっこをさせてあげた。

 水菜と青梗菜の種取り。両方共二株づつだったが、かなりの量の種が取れたので当分買うことはないな。

 9時から近所のスーパーへ買物。空いてる。

 黒ちゃんの賭けマージャン、「掛け金高くない」ってんでお咎め無し、だって。法曹界地に落ちたな。高くない掛け金って自己申告だろう。しかも掛け金少ないからと言ったって、勝ち負けの点数によっては10万以上になることもザラだということに麻雀やってる連中にとっちゃあ常識だぜぇ。
 現にタクシーの運ちゃんが「今日は10万円やられちゃったよ~」って卓を囲んだ記者の話を証言してたじゃないか。これ、下っ端だったら絶対懲戒免職だよな。退職金6千万円も取り消しにして欲しいものだ。生活に困ったら安倍ちゃんにいただけばいいのに。

 昼食は「温そうめん」。具材はわかめ、茹で水菜、ネギ、かまぼこ、自家製揚げ玉。

 午後のロードショーは「ガンヒルの決斗」。1959年、ジョン・スタージェス監督作品。「大脱走」や「荒野の七人」でブレイクする以前の作品だ。
 一部のセリフにいいものがあるが、主役級の二人の怨念や愛情が画面を通して伝わってこないのは、きれいごとすぎる脚本のせいだろう。最後の「決斗」場面も盛り上がらない。
 カーク・ダグラスとアンソニー・クインのキャリアに有名なものとして列挙できない作品となった。

 二本目はこの日届いたレンタルDVD、16作品の中の一本。「セイブ・ザ・タイガー」。1973年、ジョン・G・アヴィルドセン監督作品。
 50代の社長の夢見の悪い朝から始まる。女房にも話せないほどの会社の窮乏状態を抱え込みながらも高級住宅でメイドやコックを抱えた贅沢生活のなかで空虚な人生であることが描かれる。
 借金に追われ、閉鎖された工場を放火させ、その保険金で賄うことを思いつくが、長年友人のように会社を経営してきた経理担当と大げんかの末、社長が押し切って、「放火屋?」と接触する。
 この間、大口の取引相手に売春婦を斡旋したり、ヒッピーの女の子に癒やされたり、会社内の若いデザイナーとベテラン裁断師の喧嘩の仲裁に入ったり、30年前のアンツィオ上陸戦の幻影に情緒が不安定になったりで、つくづく同情してしまうんである。
 タイトルは路上で「虎の絶滅を防ごう」キャンペーンにサインする主人公の場面から来ている。が、ヒッピーから教わった、虎が死ぬ時生まれたところに戻る、というエピソードから来ているものと解釈できる。
 最後の場面は野球が大好きな主人公が子どもたちが野球をしているのを観戦する後ろ姿である。この先の艱難辛苦から逃げ出して、昔に戻りたいという願望の表れと見る。
 なんといっても主演を張るジャック・レモンの演技に尽きる。共演のジャック・ギルフォードもいい。両者ともコメディアンとして売れてきたが、ここでのシリアスさは絶品である。この作品で二人はアカデミー賞にノミネートされ、ジャック・レモンが受賞している。が、日本未公開。もったいない。
 音楽もいい。マーヴィン・ハムリッシュ。

 夕飯は「そら豆入りカラフル卵焼き」。極普通の卵焼きで、具材は赤パプリカ、ベーコン、プロセスチーズ。そら豆のむきかたの方法がためになった。レンジにかけた後、真っ二つに切って、つまんで押し出す、というものだ。簡単だ。
 「ブロッコリーのあんかけ」、「厚揚げのグリル・お好み焼き風」、「小松菜と豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうりと赤パプリカ」。
 発泡酒~スペイン産ワインをちびちびやりながら「東京ジャズフェスティバル」の再放送を聴く。〆は、ケイにもらったお小遣いで買ったバーボン。この他にもスコッチもケイのにぃにぃに買ってきてもらった。俺はストレートで、ケイのにぃにぃはハイボールで飲んでいたが、最後は俺と同じストレートで飲んで、バーボンの旨さに目覚めたようである。
 8時半ダウン。

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