2016年5月7日土曜日

カマキリの旅立ち

5月6日。155/94。61.0kg。

 コーンの缶詰って、残ると結構使い切る手立てが頭に浮かばない時があり、カビを生やしたこともあったくらいで、やはり余った段階で即次回で使い切るようにしなけりゃな。
 前日はトーストに乗せて簡易型ピザトースト、この日は米を食いたかったんで、バター醤油炒めして丼にした。このくらいのパターンをくり返しゃいいんだが、やはり問題は冷蔵庫がちょっと混みすぎにあるようでもある。季節が冷蔵庫にとっても悪くなるわけで、本格的なシーズンに入る前に大掃除でもするかな。

 午前中は買い物で忙殺。どうも段取りが悪いようでもある。

 昼食は義母のキャンセルがあり、ケイのにぃにぃと外食産業視察を兼ねて吉野家で「豚丼」を大盛りで。

 そこからホームセンターへ移動し、さつまいもの苗を買った。事前に入荷状況を確認してあった。
紅アズマと紅はるかを20本づつ買った。畝が二本あり、その長さも昨年より長くなってるんで、ちょっと詰めればなんとかなるだろう?ちなみに昨年は紅あずま30本だったらしいが、記録は残ってない。今年はレシートも、畝の状況変化も記録しておくんで、来年はホームセンターの往復も減るかもしれない。

 酒専門スーパーで「ミード」を探したがなかった。ポーランド発祥のはちみつワインだそうで、ケイのにぃにぃがネットで知ったらしいが、これを聞いた俺が飲みたくなったんである。
 で、空振りだった代わりに買ったのが「桂花陳酒」と「ピニャ・コラーダ」。前者は酒に金木犀を漬けた中国酒で比較的ポピュラーなものだが、未だ飲んだことがない?と思うもの。
 後者は処分品で、大型紙パック(2リットル)入の出来合いのカクテル。ココナッツ風味のもので、特に好きなわけではないが、その処分価格が好きになったんで買ってしまった。500円税別。

 最後にレンタルビデオ店と食品スーパー。
 
 この店にある市川崑監督作品はすべて観たと思ってたところ、この日「女経」を見つけた。HP上では在庫があるはずなのに見つからなかった作品で、その事自体忘れてたんだった。
 これで、残りの作品はネットレンタルで鑑賞することになるわけである。

 食品スーパーでは意外なものを発見。「鶏」。まるまる一羽である鶏の処分品である。もちろんまるごと一羽が陳列されているのは何度も見たことはあるが、処分価格になっているものは始めててある。
 ケイのにぃにぃと相談し、彼が調理法を考え、この日の夕食でメインディッシュ にすることにした。明らかに量が多くなることがわかってはいたが、予定していたメニューは変えないことも決めた。

 帰宅してちょっと園芸作業。さつまいもの苗を一晩水につけておく作業を手伝った。手伝ったというのは、さつまいもに関してはケイのにぃにぃは経験豊富だからである。
 この時、切り倒した木の枝に産み付けられて、仕方なく虫かごに保護していたカマキリの卵から孵化した幼虫を発見した。で、この日(ちょっと小雨がぱらついていたが)旅立ちとなった。
 確認してある庭の他の2つの巣では、まだ孵化した形跡がないことから、保護していた場所が雨風から守られていたことが影響したんじゃないだろうか?ぬるま湯育ちで外界に出て苦労するんじゃないかな と里親は心配するんである。

数匹がかごから出ていたが、見つけられる限りのものは「ミント畑」に放たれた。立派に育って、庭の虫を食ってほしいものだ。こいつらも畑の守護神なんである。

 さて、夕食は「ひき肉とオクラのチリ・コン・カン」、「じゃがいもとネギのカレーミルクスープ」、「レタスとゆで卵とトーストのサラダ」。これに「ローストチキン」。

手伝った作業は、詰め物を詰め込む前に全体の水気を拭きとって、にんにくをこすりつけて胡椒をかけたり、つめ込み作業、その後竹串で入り口(鶏にとっては出口?)を止めたり、足をタコ糸で縛ったりしたことである。
 ビールからワイン。なんといっても主役はチキン。やわらかいし、味もいい。最初に空けたフランスワインは安かろう不味かろうで最初の一杯で「カリモーチョ」要員に。次のチリ産ワインがまあまあで、これをちびちびやりながら、チキンをちぎりながら借りてきたDVD 鑑賞。
 ケイのにぃにぃのリクエストによる「ピエロがお前をあざ笑う」。ドイツ映画。天才的ハッカー集団の悪乗りや巧妙に仕掛けられた結末など、「インセプション」並に難解なものを想定していたが、そんなことはなく十分楽しめるエンターテイメント作品になっていて、本国で大ヒットしたのもうなづけるものとなっていた。
 全体の調子がデビット・フィンチャー風になってるんでハリウッドでリメイクが決まっているらしいが、またお金の無駄遣いにならなきゃいいがな。

 この日使ったバターの匂いが非常に気なった。しばらく思い出せなかったが、これは明らかに羊の匂いである。で、先ほどネットでも調べたら、やはりこの点を指摘する人が多いことがわかった。
 もちろん羊のバターではないが、俺がモンゴルへ行った折におみやげで貰った羊のバターと匂いが全くと言っていいほど似てるんである。
 最初はその強烈な匂いが受け付けられなくて手をこまねいていたが、現地での利用法を思い出し、紅茶に溶かして飲むようにして全部を消費した経験がある。

 最近バターが高騰している中、価格では有利なニュージーランド産を見かけることがあり、値段に釣られた俺はなんと3箱も在庫を持ってしまったんである。同居人の不満が出ぬ間はこのまま消化し続け、クレームが付いたあとは以前のような消費法で使い切ることにしよう。やれやれ。


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