2016年5月14日土曜日

こちらも泣きたい気分

5月13日。61.4㎏。

 朝は今回のがん検診でひっかかったんで、胃の精密検査の前の問診。担当の医師は去年と同じで、前回はピロリ菌が発見されて薬を服用して全滅させたんだが、その後の様子も見たいということで6月の末に胃カメラを飲むことになった。
 
 ちょっと足を延ばしてホームセンターへ行き水性ペンキの一番小さいチューブ入りとこれもまた一番小さい刷毛を買ってきた。
 台所の一部と寝室の壁を塗ってみたところ、クロスの上に塗る分には見た目もそれほど悪くはないが、合板の上に塗るとムラが取れなくて見た目も悪い。
 次回上にクロスを貼ってみるか。

 お昼近くにケイのねぇねぇが来て、近所の歯医者にかかっている間、彼女の娘を預かることになった。部屋の中にいると泣き出した時に俺も所在がなくなっちまうんで、歯医者まで一緒に行き、そこから俺はおぶ紐で背負ってあたりをぶらぶらすることにした。20分くらいのものだっただろうか。とにかく赤ちゃんは泣きっぱなしだった。時々背中に頭を押し付けるような動作があった時は寝たのかなと思わせたが、すぐに大号泣を再開するんである。なんて元気な声なんだろう。
 これは根競べであることは、経験上でわかってるから無駄に体力を使ってあやすことは一切しなかった。無視し続けて相手にあきらめさせるまで耐えるんである。
 声には耐えられたが、この日の暑さで背中が汗ばんでいるのが分かり、このほうのつらさが限界に達しそうになったころ、診察を終えたケイのねぇねぇから連絡が入った。

 昼食は彼女の家まで送りがてら途中の乗換駅の近くの韓国料理屋で。

 俺は「スンヅゥブ」と「ビビンバ」のセット。辛いものを調理することがほとんどなくなっていたんで、この辛さはありがたかった。

 おくり届けてから帰宅途中の乗換駅である王子の北口に降りた。ここには10軒以上の飲み屋があるが飲んだことは一度もない。
 そのうち「魚なんとか」という店があり、チェーン店ではないらしかったんで入ってみることにした。二階だったが、入ったとたん「外れ」を感じた。一組老夫婦の客がいたが、カウンターの右端のテレビのすぐ前に陣取った。こうなりゃ、テレビでも観ながらちょっと飲んで退散することにした。
 注文は黒ラベル(ありがたい)瓶ビールと「かんぱちの刺身」。盛りはいいが今一つ歯ごたえ感がない。
 カウンター内では主人と女将の小競り合い。客である老夫婦のこ汚い婆さんは亭主を散々ののしってるし、この店の雰囲気はすこぶる悪い。
 テレビでは震災後の取材したものを流してたんで、そちらのほうに注意が集中してたんで、一人飲みしてるようなもんである。
 それにしても、店のあちこちが汚い。出される料理もかわいそうだよな。追加でたのんだ「揚げ出し」も悪くないのに、店も汚きゃあ、主人もこ汚い。暇さえありゃ俺の後ろのテーブルの席に座って煙草ふかしていやがる。俺の座った席の右の席はその主人か女将の定席であるらしく、灰皿やコーヒーの飲みかけ缶や計算機などが散在していて、その乱雑さは半端じゃない。
 テレビの画面では被災地で途方に暮れている飲食店が2軒報道されてたが、それを観ているこの店の主人に一言いいたかったな。「この店は被災地の店よりひどい有様だよ」って。

 今回のショートスティは外れくじばっかり引いてしまったようである。帰宅後残った「ピーニャコラーダ」をちびちびやりながら「おの道のイカ天」を食い「おのリサ」聴いて早めにダウン。

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