2016年5月17日火曜日

砂漠地帯の難民

5月16日。148/96。61.2kg。

 今までに掘り起こし、ふるい作業で発生したすすきやどくだみやその他の根を、今は使われなくなった、と言うより作ってから使用した記憶がほとんどない砂場に積んでおいたものがかなりのりょうになった。
 前日、そこへスズメバチがやってきて、およそ10分(くらいに長く感じた)その積み上げた周囲を注意深く覗きこんでいたんである。
 飛来した時点でメチャビビったんだが、これはやばいと直感した。巣作りの事前調査ではないかと考えたんである。これはバラエティ番組か何かでスズメバチの巣の駆除がいかに大変であるかを取材したものだったが、その番組を思い出したからでもある。

 で、この日、次の日が雨という予報が出ているので、この日しかなく、朝食が済んでからすぐに庭に出、すべての根をビニール袋に詰め込む作業を始めた。ここでは指定ゴミ袋を使用することになっていて、このビニール袋に詰めてそのまま捨てることになる。

 元砂場には切り取った枝や根から掘り起こした木もあり、それらはチップにして捨てることにした。

 根は45L用の袋で19袋にもなった。

 作業中、みみず、ダンゴムシ、ハサミムシ、コガネムシやカナブンの幼虫がたくさん出てきたんで、それらを移動(みみず、ダンゴムシ)させたり、殺したりスズメの餌にするために灰皿に入れたりしたが、かわいそうなことにずいぶんのみみずやダンゴムシが犠牲になったことは否めない。家を失ったり、親族をなくしたりして、この日は厄日になったはずだ。
 そういえばイスラエルの開墾のために領土を拡大しつつあることをパレスチナが 糾弾しているニュースを見たばかりだった。

 昼食は、午前中の作業が砂場だったんで「そば」。

 昼食を済ませてすぐに戻り、今度は木材粉砕機(義父が残したもので彼が使っているのを見たことがない)で、直径5cmまででなおかつなるべく曲がりの少ない木を粉砕・チップ化する作業を行なった。
 生木は粉砕しにくく、よくつまってしまい度々作業中断させた。この作業も3時間近くかかった。で、チップ化されたものは45Lビニール袋に2袋になり、残った木は小さく切ってから可燃ごみで出すことにした。

 ようやく作業を終えた元砂場は行き場を失ったダンゴムシたちが難民化していた。

 夕食は「大根と卵の煮物」。これは前日に食べ終わったにぃにぃの手になる「ソーキ」の残った汁で煮たもので美味しい。「キャベツと豚バラ肉のガーリック炒め」、「じゃがいもとわかめの味噌汁」、「ぬか漬け大根」。
 食後、2L入の紙箱赤ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。「インディー・ジョーンズ最後の聖戦」。二度目になると思うが全然思い出せなくて、結構楽しんで観ていたが、途中で記憶を失い、そのままダウン。
 その夜中の地震の記憶もない。めでたい野郎だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿