2016年3月5日土曜日

さぼって映画館に行こう

168/79。62.6kg。

 ちょっと二日酔い。で、もたもたしてると午前中が無駄になっちまうんで、と思いながらついパソコンに前でもたもたして午前中は近くのスーパー及びレンタルビデオ店へ行ったくらいで、庭を少しいじって昼飯時になった。
 この日、島大根を観察したら、どんなに栄養失調気味に見えたものにも花がついていて、白だけかと思っていたら淡い紫?藤色?のような色の花をつけているものもあった。これは写真とっておかなきゃな。

 スーパーでは三ヶ月(金曜に限定)の買い物が2万1千円を超えると商品券がもらえるというサービスが有り、今回はじめて請求してみた。あらかじめ計算しておいたが、検算してしてから最後のレシートに繰越分を記入して返してもらった。次回に加算できるということだ。
 で、肝心の商品券だが、なんと1千円分の商品券だった。約5%の値引きになるわけだから、ちょっとした生活防衛資金になる。ありがたや。

 昼食はケイのにぃにぃの手になる「新・貧乏丼」。ラーメン屋のサイドメニューである「チャーシュー丼」のチャーシューの代わりに豚ひき肉を炒めて味付けしたものがトッピングしたものであり、ごま油で和えたネギも効いていてうまい。外で食べた美味しいものを輸入し、改造してしまうテクニックには感心するばかりである。

 午後は「午後のロードショー」。「アルゴ」。ベン・アフレック監督・主演映画。実は再見なんだが、その時は酒を飲みながらで記憶が残ってないというわけだ。
 深刻なニュースと馬鹿げたシナリオの読み合わせをシンクロさせた場面は素晴らしい。脱出劇の定石どおりだが、それは凡庸という意味では決してなく、演出が手堅く、とてもおもしろいものに仕上げている。事実にもとづいているものだそうだが、上質な娯楽作品になってるな。おっと、ここでも製作者の中にジョージ・クルーニーの名が。

 夕食は「ごぼう天・ちくわ天うどん」、「鶏の唐揚げ」、「白菜の浅漬」。
食事中の発泡酒のみの準・NAD。

 午後ももたもたして、結局この週は弓道の稽古並びにプールは全休。

 食後DVD鑑賞。「忍びの者」。市川雷蔵人気シリーズのひとつの第1作である。山本薩夫監督の娯楽作品である。石川五右衛門が盗人になった経緯やら、百地三太夫の二役とか、そもそも忍びの者の生まれた歴史を語らせるところなどは当時「忍者ごっこ」程度の描き方をされてきた忍者モノを大きく変えた作品だったということだ。
 確かに信長の寺社に対する制圧と伊賀侵攻がスムーズに結ばれるという脚本は良く出来ていて、アクションシーンも良く出来ていて、現在でもその古さを感じさせるものはない。城健三郎(若山富三郎)の信長もこれまでの信長像を変えたんじゃないだろうか?
 思ったよりシリアスでなく、主人公の天性の明るさがちょっと気になったが、それでも雷蔵さんはやはりこうでなくちゃな、と思わせる作品である。
 それにしてもシリーズとなってから年に二本もとったりしていたのには驚きである。「眠狂四郎」に至っては年に三本なんてのまであるくらいだ。まさに大量生産で、休む暇もなかったろうな。
 それも雷蔵さんの命を短くしてしまう要因になったことは悲しいことだ。

 

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