2016年3月14日月曜日

柿の木は残った

3月13日。154/87。61.8kg。

NADの翌朝は早い。3時前には起きて、体操~掃除~台所。
この日は処分価格の生クリームを使ってチョコレートケーキを制作。二度目になるレシピだが、かなり前だったんでうまく出来るか不安だったが、その不安は的中。何故か最近お菓子作りでうまく言った試しがない。
 今回はスポンジで、泡立てが不足してた。甘かったな。仕上がりは甘くなかったが。それでも要領は以前より良かったんじゃないかと思う。レシピを良く読むようになったからだと思う。それによる失敗が数知れずあったからである。

 ケーキを終えて朝飯が済んでも5時ちょっと過ぎたところだったんで、借りてきたDVDを鑑賞。
早朝ロードショー。「サンキュー・スモーキング」。ジェイソン・ライトマン監督の初長編である。題名からしてもブラックユーモアを予感させる。タバコ会社の広報室部長の活躍や失敗を描いたコメディで、主人公の喫煙場面は出てこないという非常に面白い作りになってる。 「ローンのために働く」というセリフも何度も出てきて、同情しながら観た人も多いんじゃないだろうか?

 午前中はちょっと庭いじり。上へ上へと伸びた柿の木を2mくらいの高さのところで切った。この柿には去年も電気虫が大量発生してるんで、根こそぎ切りたいところだったが、葉っぱを少し収穫したいんで、中途半端な形となった。

 昼食は「超・貧乏丼」。初めてのレシピで有名な枝元なほみさんのもの。ちょっと甘目に仕上がったが、確かに油っぽさは天かすによるもので、材料費はとにかく安くあがる。

 午後、天気が悪く今にも降りそうだったんで近くのスーパーへの買い物で済ます。

 で、午後のロードショー。「惑星ソラリス」。アンドレイ・タルコフスキー監督作品。冒頭で、報告しているパイロットのセリフの中に「頭のでかい赤ん坊」だとか、明らかに「2001年宇宙の旅」を意識したものがあったり、かなり抽象的な表現が多く、こりゃ監督の持つイメージがかなり色濃く出ているのかなと思ったが、それは大当たりで原作の持つ具体的なものを大幅に改ざんしたことで原作者と大げんかになったということである。
 つまりSFの原作の形だけ借りて、人間の悲しい記憶による物語を描いたんである。 165分の長尺の中には無意味と思われるシーンもかなりあったが、それも含めて結構人気作品らしく、スティーブン・ソダーバーグによってリメイクもされている。が、コケてるらしい。
 主要人物を演じる役者さんの中に「戦争と平和」の監督・主演のセルゲイ・ボンダルチュクの娘さんが出てたことをクレジットで初めて知った。
 セリフで印象に残ったもの。「(人生の)最後を認識できぬなら、それは不死身と同じことだ」。

 夕食作り前に「グリューワイン」、「サングリア」を作った。これはもちろん飲むためなんだが、派生するワイン漬けの果物で作るジャムも目的なんである。
 夕食は「メカジキのホイル焼き」、「オクラ納豆」、「小松菜の胡麻和え」、「キャベツの味噌汁」、いただきものの「もつ煮」。

 食後「サングリア」をちびちびやりながらTV親父。「鉄腕ダッシュ2時間スペシャル」~「高田純次プラプラ」ときてダウン。この日も長い一日だったな。

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