2016年3月10日木曜日

0診・0眼・0血   

3月9日。145/97。62.4kg。

 ケイのところに「お稲荷さん」を届けることにして、油抜きしておいた油揚げを煮込んだ。が、気がついた時にはすでに遅かった。味見ができないんである。この日は東京でがん検診を受けることになっていて、前日の9時までに食事を済ませ、当日の朝6時まではコップ1杯の水のみで過ごし、それ以降は一切口にしてはならないんである。
 で、めんつゆにみりんを加えたもので作ってみた。それほど見当違いなものにはならないであろうことはここ数年の経験による。タイマーで炊きあがっていた米で酢飯を作り、完成。どうなることやら、やはり心配である。

 7時に出発。通勤ラッシュに出会うと思いきや、24分発の電車は意外に空いていて、地下鉄に始発駅に到着したら楽に座ることができた。

 がん検診は相変わらず要領の悪い受付だし、保健師?の説明や問診も無意味で、これも10年以上代わり映えしない。胃の検査では相変わらず乱暴に身体の移動を命じられる。これって器械の進歩ってないの?ゲップを極限まで我慢しなきゃならないのって暴力的でもあるよな。胃カメラのほうがずっと楽だ。おまけにバリウムがスムースに排出できない時は地獄だし。

 向かいの建物は区役所で、確定申告を済ませた。こちらはさすがに要領がいい。が、来ている年寄りが、耳が遠かったり、頭の中身が現実から遠かったりで要領が悪いんで、それでこの時期混んじまうんである。

 区役所の食堂で飯を、と思ったが、この日食欲が出なかったんで、ケイのところへ向かった。

 近所のメガネ屋へも寄り「遠」専用メガネを受け取った。前回の弓道で狙いを定める「会」の時に若干ぼける原因が「遠近両用」のためであることがわかったんで、これからはこのメガネが弓道専用となるわけだ。ついでにフレームが壊れた遮光機能がついたメガネのフレーム交換を頼んできた。 今回、乱視・近視とも度が変わっていないことも分かった。もう落ち止めがかかったんだろうか?

 そこから秋葉原へ移動し、昼食をとることにした。が、外は雨なんでどうしようかと考えた結果、駅を出ることなく食事をするところがあったんでそこに決めた。最近この手のレストラン等が多くなってきている。
 ここにもいくつかあるうちのひとつなんだろうが、フードコート形式になっていて、「とんかつ」、「うどん」、「そば」、「カフェっぽいもの」などが入ってた。
 迷わず「ヒレカツ定食・800円」。ドミグラスソースがかかっていて、肉が薄い。が、現在の俺の噛み砕き機能の極端に落ちている口内事情からすればこれは幸運だった。実は注文してから後悔してたんである。うまかった。よ~く噛み締めて食べた。前日の夜9時からこの日の11時まで何も口にしてなかったんである。苦行だよな健康診断って。
 11時半ころからサラリーマンさんたちがぞろぞろ入ってきだした。連中の食うスピードには目を見張ったな。そのほとんどが外見からしてメタボじゃった。

 2時半からの予約を繰り上げてもらって1時半から献血することになった。到着したのが12時ちょうどだったから、それまで水分補給しながら置いてある雑誌に目を通した。
 北千住のガイドや日本酒についてのうんちく雑誌が面白く、自分のQOL(クオリティ・オサケ・ライフ)に役たつ情報満載だった。
 ここで日向燗ってのを覚えた。30度くらいの燗酒のこと。また、北千住にはハンバーガー店が多いってのも知った。もちろんマックやモスのたぐいのことではない。
 休憩室兼待合室においてあった「秋葉原マップ」をもらってきた。いつも何かしらおみやげとして小物をくれるんだが、この日は「ミニブランケット」と使い捨てマスクだった。

 帰りは上野まで出て、上野東京ラインで帰路につく。3時半頃で帰りも楽に座れた。

 夕食は「小松菜と厚揚げの中華炒め」、「かぶとソーセージの中華煮」、「かぶの葉のナムル」、「えのきと豆腐の中華スープ」。
 この日はNAD。

食後、水分を取りながら映画鑑賞。「ヨーク軍曹」。戦前制作された作品で、プロパガンダ臭さが強く、素直に楽しめるものではなかったな。以前一度だけ観たことがあるんだが、その時はそんな印象を受けなかったと思うが。ちょうど50年前くらいだったな。
 今回脚本家のクレジットにジョン・ヒューストンの名があったのを発見した。数名の一番最後だった。

 この日も強制的に9時、ダウン。

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