2015年8月7日金曜日

ノーモア・ヒロシマ、ワンモア・オトーリー

8月6日。
 更衣室で道着に着替えてる間にすでに汗まみれになる。射の一連の動作の合間にも、腕から汗が落ちたり、額からの汗でメガネを濡らすこともある。
 真夏の稽古も3年目、しんどいのはいっときと思ってもやはり音を上げちゃうな。

午前中の弓道で全身汗まみれで、午後からのダンスなどとてもじゃないが行く気になれないと思ったんで、木曜クラスの教室はさぼった。しばらく休むことになるんで、先生に挨拶だけは、と思ってたんだが....。このくそ暑いのに手握って身体くっつけてのダンスはこの季節にもっともふさわしくないんじゃないだろうか?

 昼食は「線麺(台湾産が有名・中華そうめん?)」で「冷やしたぬきそば」。

午後は映画鑑賞と旅行準備など。

「黒い雨」。今村昌平監督共同脚本作品。タフな市民を描いてきた今井さん、原爆相手にも頑張ったが、悲痛な望みをかける北村和夫の姿を映して結ぶ最後の場面は、監督自身迷ったんじゃないだろうか?どんな終わり方をしても原爆によって死あるいは人生を狂わされた人に対しての慰霊はかなわないし、原爆そのものに対する憎しみも描き切れはしないのだから。
 それにしても疎開した先の田舎の群像劇の脚本は素晴らしいし、役者も一流陣で固められており、今村色が全面に出ております。
 国営放送でこの日に合わせて放映されたもの。

 夕食のメニューは「鶏肉とパイナップルの炒め物」、「もやしとなめこのトムヤムスープ」。

食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
A・ワイダ監督「世代」。1955年、監督デビュー作。
実にコンパクトに若者がレジスタンス運動に目覚めてゆく姿を描いていて、しかもその中にわかりやすい共産主義の啓蒙を盛り込み、アクションやロマンスまでテンコ盛りの作品である。
 「地下水道」や「灰とダイアモンド」などとともに3部作と呼ばれているが、どれも未見である。そう言えばポーランド映画って観たことあったかな?どうも若い時から政治的な作品を避けすぎたな。

 終わって9時前で少しはらが減ったんで残り物で1杯。で、ダウン。こりゃ太るな。

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