2015年8月4日火曜日

熱中症死にせしもの

8月3日。
早いうちに便所など水回りを含む掃除を済ます。水回りは毎週月曜日の行事である。
このところ自宅にいる期間が変則的なのでうっかりして忘れることもある。
それでも独居というのはそんなには汚れないものということでは決してない。
気づかないか、まぁいいやという家事放棄からどんどん汚いのに慣れてきちゃうんだ。
だから掃除だけはさぼらないようにせねばならない。
ヘルパー時代に見た独居老人宅のようにはならぬようにな。くわばらくわばら。

ケイが来て、昼食を一緒に済ませ、あとはずっとおしゃべり。
昼食は「冷やし中華」。おやつは「アイスティラミス」。これまで2回作っていずれも評判よかった物。

夕食のメニューは「さんまの塩焼き」、「大根の皮のきんぴら」、「茄子の味噌汁」。

食後アルパカも白をちびちびやりながら借りてきた中国・四国の旅行ガイドを眺めながらチェック。
ソウルフードや面白そうなところを探して、泊まる場所(駅)などを大体決めたりする。このプランニングタイムが楽しい。


この日は午前中に映画鑑賞。夕方には返しに行かねばならなかったんで。
「犬死にせしもの」。戦後、九死に一生を得た男二人が海賊になって、やくざと戦う瀬戸内海を舞台にした活劇。井筒和幸監督共同脚本。「いのちぼうにふろう」的なお話は数あるが、井筒さんの手にかかると、飛んだり跳ねたりでエネルギッシュな場面が続き飽きさせない。劇中の映画館やその出し物、BGMの選曲や入れるタイミングなどセンスの良さが際立つが、これはどの作品にも共通する。
 主人公が最後に死ぬのは一人の女のためであり、何のために死んだかわからぬ戦友たちと違い「犬死に」ではないことを強烈に訴えてる。天皇とマッカーサーの写真の上にとまったハエをたたく場面などでもその批判精神が現れてる。訴え方がいきだよね。
 それにしても瀬戸内海、いいねぇ。早く行きたくなってきたわ。

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