2013年7月31日水曜日

「風の森」異聞

昨日は買ってきた”ゆがけ”デビューの弓道だったんだが、いざ着けてみたら先生からだめだしが出た。一人で装着したときは感じもしなかったことが、指摘されるとなるほど不具合が多いことに気がつくこととなった。
 先生も知ってるお店であり、修理もやってくれているとのことで、再度行って直してもらうことにした。今度行ったときは他の品物もゆっくり見てこよう。たとえば矢である。現在使っている練習用の矢は羽根が外れかかっていたり、矢筈という弓に引っ掛ける部分が破損してたりと、結構痛んでいるものが多く、普通4本セットなんだがこれも不ぞろいのものが多い。ということで少し慣れてくると自分用に揃えるらしいのだが、先生もゆがけの次は矢をそろえることを勧めてくれた。


 練習日は混んでおり、順番取りしないと10本も打てない。やはり数をこなさなきゃうまくなれや、しないんだから、もう少し多く打ちたいものである。
 数少ない射的で、昨日はいい感じのものが一本だけあった。的に当たりこそしなかったが、その軌道といい、刺さり方といい、後ろからもお褒めの言葉が聞こえたくらいである。それもうれしいが、やはり打ったときの感触がすこぶる気持ちがいい。これにはまるのかな?

 めずらしい用語も覚えた。「ずるぽん」。ワンバウンドして的に刺さったことをいう。よく見てなかった人は、的に当たった音だけが聞こえるんで、先生も勘違いしたくらいである。このときは後ろの生徒さんに気を取られていたようである。なんとも可笑しい用語であるが、帰宅して教科書を調べたが載ってなかったんで公式用語ではないらしい。俺は色々しでかすタイプらしい。

 昨日も一人、学生時代に経験を持つ女性が加わった。自己紹介を先輩にしているのが聞こえ、住所がやたらと自分に近いところなんで、改めて聞いたところ、何と2階上に住んでいるIさんの奥さんであった。Iさんとはこの春のがん検診で一緒になった。まぁ、狭いもんである。


 午後はダンス教室で、家で自習したワルツのステップを三太夫氏にチェックしてもらった。先生が来るまでに何度も練習して、出来るようになったものの、スムースではないのでこのままではリズムに乗るのは無理だろうと思ったが、ペア組んで慣れるしかないなぁ、とも思った。
 で、一度組んで一連の流れを踊ったところ、これが何とか形にはなった。さて、今週の土曜のおさらいまでに何とかなるだろうか?土曜のクラスは進み具合が早いんで、おさらいなしで次のルーティーンに進んでしまったら困るんですけど....。

 昨夜は同居人が外食なんで、俺も外食しようかと考えたが、前日も飲みすぎたんで、自宅で簡単に済ますことにした。食材を少し仕入れた帰り道、以前から気になってた酒屋に寄った。
 この店先の垂れ幕が「風の森」になってるからである。これは奈良の地酒であり、奈良市内の知ってる店の2軒ではこれを頼んでいる。店内では何種類か置いてあった。他もざっと見渡したところ、かなりマニアックな品揃えをする店という印象を受けた。
 「風の森」は葛城山系の水を使った生酒純米酒しか作っておらず、タイプは米の違いと精米歩合によって分かれている。生酒なのに燗をして飲めるか、たずねたところ、店主は却って燗を勧めてくれた。冷蔵してある(酒造元の指定もある)酒を燗して飲むのは勇気がいったことだろうが、美味しく飲めるということだった。

 で、最初はぬる燗にしてみたが、発泡酒にある独特の酸味と、アルコールの強さによる辛味が前面に出ていて、どうにも美味しくない。次にもう少し熱くしてみたら、この方がましというくらいのもので、決して美味しいというところまでには達していない。あれ?こんな酒だったっけ?
 ネットでHPを探ってみたら、どうやら米の種類が原因かもしれないな。これは奈良に行って確認するしかないな。
昨夜の孤食メニューは「ゴーヤーの炒め物」、「セロリの浅漬け」、「冬瓜の煮物」、「とうもろこし」。

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