2013年8月1日木曜日

しそvsばじる

 同居人がお休みだったんで、お昼をちょっと凝ってみた。在庫調整も兼ねてだが。

「ジェノベーゼ(しそを使用)」、「コーンスープ」、「にんじん、じゃがいも、レッドキドニーのサラダ」、そして俺用「ガパオ(タイ料理、バジルをたっぷり使ったチキンライス)」。
 いつも利用する近所のスーパーは、ときどき店にふさわしくないものをめちゃくちゃに安い価格で売り出すときがある。いわゆるサプライズがある店なんである。今回はバジル。パックで30円。
 香りの強い食品を好む俺としては、とりあえず買ってしまう。買ってからその利用法を考えるんである。ネットはそのためにある。

 いつものようにグリーンカレーを、と思ったが、前回から日が浅いことから「ガパオ」に決めた。同居人がバジル嫌いなんで「ジェノベーゼ」もしそに代用したんである。同居人に超不人気なナンプラーが気兼ねなく使えてかなり美味しく仕上がった。自画自賛。

 同居人の夏休み健康カレンダー?にお付き合いしてプールへ。近所の公営プールが先日天井が壊れたとかで、8月一杯お休みになっちまい、都電で5.6駅乗ったところのもうひとつの公営プールまで出かけた。2じかんで5百円とお隣の区と比較して高いんであるが、至便さを考えても割り切るしかない。このプールの建物の4階には、火曜日に来ている弓道場がある。

 ”のっびりレーン”と標識のあるレーンで、同居人は500メートルを泳いだ。俺はいつものようにカウントなしでだらだら泳いだ。それにしても浅いし、水が汚い。夏休みに入って餓鬼が多いことにも所以するんだろうが、この透明度の悪さはうんざりもんである。こんな汚い水の中で運動して長生きできるんだろうか?長生きしたがってる高齢者に聞きたいもんである。
 今朝の新聞に載ってた地区別平均寿命で、あのものすごく汚い大阪西成区の男女の平均寿命は全国最下位である。プールの水とは関係あるわけないが、それにしてもやはりきれいなところで暮らしたいものである。気持ちよく暮らせれば無理に長生きしなくてもいいような気にもなれるしなぁ。そういう気持ちになると却って長生きするもんなんだろうか?

 昨夜も同居人が外食なんで孤食となった。
メニューはほとんど残り物。追加は「さんま蒲焼缶のみつばとの卵とじ」、「セロリとベーコンのトムヤンクン風のスープ」、「からし菜の漬物(タイ製缶詰)」。これに「風の森」を醸造所の意向にそって冷酒(この方が良かったかも)で飲みきり、グラッパソーダ3杯でダウン。


 プールから帰ってみた映画は「あなただけに言える秘密のこと」。「死ぬまでにしたい10のこと」と同じ監督の作品。グロテスクでもあり、シリアスでありながら、やさしい愛を感じさせる作風は非常に特色があり、「瞳の奥の秘密」にも通じるスペイン独特のものなのか?
 女主人公の受けた過去の傷を、描写することなく、少ない台詞で語らせる。これは思った以上につらい印象を受ける。その受け止め方をティム・ロビンス(いい俳優だ)が非常にうまい演技で見せる。
 以前から観たいと思ってた「アウェイフロムハー」が、この作品で女主人公を演じた俳優が脚本・監督したことを知り、ますます観たくなった。

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