2013年8月13日火曜日

青春18切符5分の3 その一

 8月5日 田端駅4時41分発の京浜東北線始発に乗ったのは2度目である。最初は宮古島へ行くときで、追加料金なしで予約できる飛行機の選択肢がなかったときである。
 今回それより早い山手線があることを知った。これに乗ったことで大いに助かった。

 乗り継ぎの東海道線が臨時ホーム発になっており、乗り継ぎ時間10分だったので焦った。6分後の京浜東北に乗ってたら、さらに焦ってたろうな。

 湘南ラインでは丘陵にへばりついた住宅を多く見た。大雨で被害が出ているのに、結構新しく建築されたものも見られるのは、根拠あってのことなんだろうか?


 菊川で強い雨にあう。大気は相変わらず不安定である。

 掛川手前で5分くらいストップ。今度は人災である。掛川駅で客がホームから落ちたらしい。復旧してから掛川駅を通り過ぎるときに、駅員らに囲まれた若そうな女が見えた。多分スマホが原因の「スマアホ」女である。
 そのおかげで浜松の乗り換えが3分遅れ、乗り継ぎ時間4分しかないのに、残り1分になっちまったんである。客全員が走らされる羽目に.....。

 スマホ、もう一題。めずらしく時刻表をにらんでる女の子がいた。懐かしいな、と見てたら結局スマホを出して調べてる様子である。それからずっとスマアホ状態だった。おい!景色を楽しめよ。

 豊橋と大垣の間で、今度は貨物列車の出発の遅れだとかで、またもや遅れが出た。その次の乗り継ぎ時間がたっぷり(11分)あったのでよかったが、それにしてもトラブルが続く。

 近江あたりは奈良に良く似た盆地の風景である。これを眺めながら早朝(夜中)に作った「バインミー風サンドイッチ」で昼食をとった。

 これだけ長く乗っていると天候も良く変わる。三度目の雨にあったのが近江八幡。良い水が豊富な土地には雨もよく降るんだろうか?

 大阪に入ると社内は”動く吉本興業”状態である。相生までうるさかったなぁ。

 上郡から三石にかけてはなだらかな段々畑が続き、小山の間を川が流れている素晴らしい景色だった。林の中を走る区間も良かったなぁ。

  

 最初の目的地は福山である。ホテルに入る前にそば屋で腹ごしらえ。「天ぷらそば」。てんぷら5品(れんこん、きす、さつまいも、おくら、えび)に刻みキャベツが?天つゆがつかず、少ないそばつゆと、テーブルに置かれているポン酢。なんとかそばつゆで間に合わせ、キャベツはポン酢で食した。しかしそばと天ぷらはうまい。それにしては払った金額を覚えてないが安かった気がするなぁ。

 福山は「つう~ん(通運)と何かがにおう」。商店街は6時には閉まってしまう、と聞いたが翌日に又来て分かったが、やはりシャッター通りになりつつある。
 1軒目はごく普通の食堂。かなり古く40年経っているとのこと。俺が入ったときは奥のほうで夫婦が食事してた。TV見ながら3人でしゃべりながらの食事となった。いり口で好きなおかずを自分で運び、酒か飯を頼むシステムになってる。「さば干物」、「月見とろろ」、ビール2本。ここでもつを出す老舗の情報を得たが、時間的にもう無理とのこと。

 2軒目も普通の食堂。システムを知ってたんで「ポテトサラダ」、「きゅうりとなすの漬物」を運んで燗酒をたのんだ。この燗酒が大当たりだった。ちょっと熱めだが美味い!
 奥さん?は良くしゃべる。海外での海の話をしてくれるんだが、ダイバーではないようなのにやたらに良く話す。それも延々と続きそうだったので、切りのいいところで引き上げた。彼女は同じ話を400回は違う人(同じ人だったらその人はなお不幸)にしゃべってんだろうなぁ。

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