2013年7月4日木曜日

軌道修正?

 つまるところ睡眠時間は起きていてつらくなければ足りているということだ。
昨日は3時間弱しか寝ていないにもかかわらず、午後2.3分気を失っただけで生活に支障をきたしていなかった。寝られないと悩むよりもそれによって生活の質自体の状態を静観すべきだろう。
 ということで、一昨日は早朝時間を利用して、8月に予定している広島旅行の宿の予約をした。3泊の宿はゲストハウスがない土地もあり、またゲストハウスよりも安い料金設定しているビジネスホテルがあったり、バラエティに富んだ選択をしてみた。
 昨日の早朝はもっぱら読書に当てた。「東京百話」。30代後半から40代前半にかけて東京に関する本を読みまくっていた頃に買った本で、全3巻の飛ばし読みしかしておらず、それもほとんど記憶がなくなってるんで、改めて読み直して楽しんでいる。
 風俗に関する章では書き手がすごい。吉行淳之介、野坂昭如、永井荷風、山本4嘉次郎、坂口安吾、滝田ゆう。なぜか坂口安吾のものだけは記憶が残っていた。小岩、新宿、玉の井などで繰り広げられた昔の風俗はこうした面々に語らすと、非常に面白いし、当時を想像しながら待ち歩きをしたくなる。


 今日あたりから気温が高くなるということで、昨日は扇風機を押入れから引っ張り出し、ついでに風鈴も下げた。昨日は風もありいい具合にその音を響かせていたな。

 昨日の早朝は時間もたっぷりあったので、朝食作りにひと手間かけてみた。BGMで「ジ・インクラウド」を久しぶりに聞いた。あと「花のサンフランシスコ」も。
そのメニューは「フランスパンのフレンチトースト」、「ベーコン&ウインナ」、「コーンサラダ」、「バナナ&メロン・ヨーグルトに梅ジャムのせ」、前日の残りの「コーンスープ」、「オレンジジュース」。ホテル並みであった。

 午前中は買い物、午後は久しぶりに録画してあった映画鑑賞。
「ラリーフリント」。雑誌「ハスラー」の社長の話。体制にはむかう主人公の破天荒な人生が面白く描かれている。ミロシュフォアマンお得意芸。

「動く標的」。やたらに登場人物が多く、そして多弁であるのは当時の流行だったのかもしれない。誘拐された人物像が関係者の語りだけで描かれているので、殺されたことも悲劇にも喜劇にもなりきれていないところがおかしい。贅肉が多くポールニューマンの代表作とはいえないな。その点ではすっきりまとめた「ブリット」はマックイーンの代表作になっていることと好対照である。
 もっとも二人がレーサーを演じた「レーサー」と「栄光のル・マン」はどちらも駄作だったが。

昨夜のメニューは「夏野菜の茶碗蒸し」、「五目すし」、「なすと揚げの煮物」、「みぶなの味噌汁」。
4日ぶりのアルコール消毒は鬼怒川自分土産の地ビール2本とやはり自分土産の地酒「きざけ日光譽」を3合弱でダウン。この純米酒は20度近くあり実質4合は飲んでいることになる。20時間近く起きていた身体には充分すぎるほどの量であった。

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