やたらに他人とか世間と比較して生きる人が多くて、ちょっと疲れ気味なんじゃないか?最近ようやく自分のペースがつかめてきた感じ、と思ったら残り人生あとわずか。それでもこのペースは変えたくないもんだ。やわらかく生きたいもんだねぇ。
2020年11月23日月曜日
ネズミ年に
11月22日。星期天。 122/76。62.8㎏。
早朝キッチンは「もつ煮」。台所一面を油だらけにして奮闘すること30分。とはいえ、手順が身についたようで、使い捨てビニ手も2枚以上使わないで済むようになったし、湯も大なべとやかん各1個ずつで後片付け作業まで賄えるようになった。在庫がないごぼうを除き5時ころ終了した。
「白菜の一株漬け」完成。「一株」なのに実際に漬けたのは半株の4つ割り。1片出して、残り3片は一つずつビニール袋に詰めて冷蔵する。
新聞では、誰もが思っていることがようやく活字となった。「政府の後手」である。菅は官僚の描いたメモを読むか、二階の承諾を得なければ何もできない。チェイニーに操られたブッシュと同じである。
庭作業は水やり。
8時半から買い物。24時間スーパー~4軒のスーパー。買ってきたごぼうを加えて「もつ煮」完成。
昼食は「塩サバ・おろし添え」、「かぶの味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり・大根・ナス」、「白菜の漬物」。
午後のロードショーは「わたしはダニエル・ブレイク」。2016年、ケン・ローチ監督作品。イギリスの貧困生活者を描くもの。心臓病を患うベテラン大工が失業したところから始まり、イギリスの保障制度がいかにひどいものか、高い税金を吸い上げといていざ保障を受けようとすると、形式的な手続きが山のように待っており審査も厳しく、特にデジタル化されたものに高齢者が泣きを見る姿に胸が詰まる。
フードバンクで空腹に耐えきれず、その場で缶詰をあけて手づかみで食べる姿を見ても辛い。万引き~売春と堕ちてゆくシングルマザーを何とか助けようとする主人公に、だれしも共感を覚えるだろう。そして最後はそのシングルマザーに立会人になってもらい「不服申し立て」で、ようやく尊厳を取り戻せる寸前までこぎつけた矢先....。
昨日の「未来を花束にして」と2本続けて鑑賞したらイギリスに住みたいなんて誰が思うだろう。我が国の政府が掲げるスローガン「自助」もイギリスから学んだんだろうか?まさにこの作品の訴えは「自助・共助」を押し付け貧困生活者を追い詰める政府に向けられているものだ。イギリスがいいなんて(実際にそう書いた本を持っている)いう奴は金持ちだけだ。
余っているかぶの葉と今日買ってきた大根の葉を一旦茹でてから塩麹漬けにする。漬物が多くなってきた。
庭ではケイのにぃにぃが庭作業している最中にネズミが出て、俺もサツマイモ畑内に逃げ込んだネズミを探した。畑を抜け出る速さはすごいもので「目にもとまらぬ」ほどだった。どうやらサツマイモ畑に住み込んでいるらしく、この作業をもう一度することになった。で、二度目の後、わなを仕掛けることにして終了。
最初に発見した場所は生ごみが入った穴の中で、ここで腹を満たしていたらしい。
夕食は「もつ煮・豆腐入り」、「菊の花ポン酢」、「菜花とハムのしょうゆ炒め煮」、「レンコンの塩きんぴら」。久しぶりの自作もつ煮がうまい。
発泡酒~燗酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「ウオーカー」1987年、アレックス・コックス監督作品。
実話だが殺害シーンのスローモーションとか血のりなどの表現は「ワイルドバンチ」の影響だと思う。登場人物の「くそ野郎」的描き方も脚本でずいぶんと遊びを増やしたんだろうな。
「王になろうとした男」を思い出した。1854年、主人公は金で雇われた、要するに傭兵を率いて、政情不安なニクラグアを攻め、陰謀で国家元首を処刑し、自らその座に就くが.....。
くそ主役をエド・ハリスが嬉々と演じているのが分かって、実に楽しい作品となっている。
同年代、日本を脅かしたペリーも似たようなやつだったに違いないことを何かの本で読んだことがある。多くの侵略者は「くそ野郎」である。
途中でテキーラにスイッチして、9時ころダウン。
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