2020年11月13日金曜日

かぶまみれ

11月12日。星期四。              。63.0㎏。  早朝キッチンは「かぼちゃのパウンドケーキ」。1個当たり150gのかぼちゃを使うレシピなんだが、皮をむいたところちょうど2個分になったんで、もう1個は明日以降に作ることにした。  仕上がりは甘みが薄く、両側の切れ端にリンゴジャムをつけて食べたところ結構いける。  「赤かぶの甘酢漬け」が完成。  押し入れからトイレ用暖房機を取り出す。義母には冬の期間中の風呂の入り方の説明と確認。「ヒートショック」防止である。それとこうした手順は、その都度確認しないと勘違い防止ができないからであり、なにも義母に限ったことではなく自身のためでもあるのだ。なんたって「高齢者」。  8時半から買い物。24時間スーパー~4軒のスーパーとドラッグストア。農産者コーナーで赤かぶと聖護院大根を買った。普通のかぶもかったので、大根まみれからかぶまみれになりそうだ。  昼食は「カレーうどん」。買い物行っている間にケイのにぃにぃが作ってくれた。  赤かぶの甘酢漬けの下漬け~かぶの葉の葉柄の部分はぬか漬けに~残っていた白菜の塩麹漬け・第2弾。  庭作業は「水菜」の間引き。  午後のロードショーは「ボーリング・フォー・コロンバイン」。2003年マイケル・ムーア脚本・監督のアポなし取材のドキュメンタリー映画でまさに「病んだアメリカ」の実像を暴きまくっている。  終盤、チャールトン・ヘストンへの取材は、彼の根拠のない答弁にはあきれるが、それでもどこかの総理大臣とは違い、自分の言葉でしゃべっていた。  エンディングに流れる「この素晴らしき世界」。皮肉たっぷりの傑作である。  夕食は「グラチネ(ごぼう・れんこん・ヤングコーン・ニンジン・鶏むね肉)」、昨日漬けといた「ザワークラウト」、「ビーフシチュー」、バゲット。  発泡酒~スペイン産テンプラリーニョ種ワインをちびちびやりながら、久しぶりに「アド街」を見る。小平編。プチ田舎というキャッチフレーズがぴったりの街だな。  夕方あった事件についてケイのにぃにぃとしゃべった。義母の行動がちょっとおかしいんである。いえのなかでは洗面所と自分の部屋が主な行動地域なんだが、ことは洗面所から起こった。洗濯ハンガーの壊れたパーツをタオルが積んである場所の後ろ側に隠していたんである。で、それを問いただすと、「明日捨てるつもり」だと言うんだが、パーツを隠したことは覚えていない。  そういえば先日も、カレンダーのメモ欄に書いてあるスケジュール(いったん書いた後取り消し線を引いてある)も、明らかに自分の字なのに書いた覚えがないと言い張る。じゃあ誰が書いたんだ?義母が毎月東京の00区へ行くスケジュールなんて俺もケイのにぃにぃも知らないんだぜぇ。  洗濯ハンガーの事件が続く。そういえばハンガーが一つ足りないんだが、色を言ってそれを問うと、何日か前に捨てたとおっしゃる。ケイのにぃにぃが表に出て確認しに行くと、単にしまい忘れただけの事だったが、先ほどの「捨てた」発言は撤回しない。  高齢者の発言を頭から否定すると「痴呆症」が発症していると、損保進行速度を速めるので、それ以上その件については追及しないことにした。  やれやれだが、進行した時の対応を、二人で確認しあっていたほうがよさそうだ。  〆にウイスキーを飲んで9時過ぎにダウン。

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