2020年10月8日木曜日

人はしそのみにて生きるにあらず

10月7日。星期三。        140/95。62.9㎏           二日酔い。  水回り掃除を早々に終わらす。  9時から一番近いスーパーへ買い物。もやし(10円税別)だけではと考えていたところ、日替わりでティッシュペーパーが特売になったんで良かった。ほかにうどんも買う。  メニューを考えて、先日作ったけんちん汁をどう消化する2種を決めた。汁を1回分の味噌汁として残し、具材はめんつゆの中に移し、けんちんうどんとすることにした。味噌から醤油という移動法だ。  シソの実を外す作業は昼食前まで続けて、なお終わらなかった。合間にモヤシのひげ根取り。  昼食はケイのにぃにぃの作った「台湾ラーメン」。具材は豚ひき肉、もやし、ニラ。自家製スープがうまい。  午後のロードショーは「裸のランチ」。1991年、デヴィッド・クローネンバーグ監督・脚本作品。1953年、害虫駆除の仕事をするのが冒頭だけの男が、実はスパイであったり、作家であったり、いろいろなヤクにてをだしちゃあ、巨大な虫が出てくる幻想劇であったりするが、どれが事実なのか全くわからない。  ウイリアム・バロウズという作家の作品が原作となっているらしいが、監督はそれをモチーフとして作ったものらしいが、作家当人は満足しているらしく、本人のプライベートなことまで織り込まれていることは「メイキング」で知ったが、共演のジュディ・デイビスも「訳わからん」と、インタビューで答えてる。  まったくもって意味不明の映画だった。暇つぶし完全年金生活者鑑賞映画としては、むいているかもしれないが、俺にとっちゃあ、55円(レンタル料、送料含まず)を損した気分である。  夕食までにシソのみ外し作業が続く。  夕食は「カレーライス」。具材は豚ひき肉、ジャガイモ(不足分は里芋で補う)、ニンジン、タマネギ。  片づけを終えてから、二本目の映画鑑賞。「イースタンプロミス」。2007年、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。同監督特集3本目。  これは「裸」とは打って変わってちゃんとしたストーリーとなっている。が、暴力シーンはかなり過激であり、R指定18である。特に主人公演ずるヴィゴ・モーテンセンが「フルチン」で二人のチェチェン人と格闘するシーンは圧巻だった。  ロンドンでのロシアンマフィアの一つのファミリーが引き起こした少女の人身売買~死亡事件から、潜入捜査官がそのファミリーをつぶす見通しが立つところまでを描く。  少女の残した日記が物語で重要なカギとなり、それを翻訳したことによって流れが変わってゆく様は、うまい脚本である。看護師のナオミ・ワッツ、ボス(このドイツ俳優がなかなかいい)のどうしようもない息子を演ずるヴァンサン・カッセルはぴったりの配役だ。   9時にダウン。

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