2020年10月28日水曜日

オータム・イン・トーキョー

10月27日。星期二。              130/90。62.8㎏。  朝食は冷凍しておいた「ビビンバ」。冷凍庫から出した時点での計量は400gあったが、レンジにかけた後のボリューム感がみすぼらしく、食したところかなり水っぽい。これに「白菜の塩麹付け」、ヨーグルトと牛乳で果物は梨もなし。ヨーグルトには昨年の11月の制作のキウイジャム。他には同じく去年制作の「柚子ジャム」の2種しかない。  昨日の朝はキーボードを4回ぐらい机にたたきつけたほど、文字変換や入力自体が思うようにできず、非常にストレスのたまるログ付け だった。で、冷静になって考えてみたところ、ブラウザの問題かもしれないと考え、最近表示されるようになった「マイクロソフト・エッジ」で立ち上げてみたところ、何と、すらすら入力できるじゃないか。で、多分、ウインドウズ8とインターネットエクスプローラーの相性が悪いんではないかと考えられるな。  自転車の空気入れに再度挑戦してみた。これも冷静に作業してみると、注入口ではなくポンプ自体の口を注視してみたところ、どうやらこちらのほうに問題があるようだということに気が付いた。そこで、注入口に当てたポンプを左手で押さえ、右手でポンプを押すという非常に不便なスタイルでの作業をしてみたところ、何としっかり空気が入っていくじゃないか。  パソコンといい、この朝は非常に気分が良く始まった。  昨日やらなかった洗濯物をたたみながら、つくづく小さい家の暮らしやすさを実感するんである。この家で、場所が郊外より離れた田舎だったら申し分ないなあ。最低限のものだけを置き、家の中はがらんとさせたいものだ。移動手段は自転車と110㏄バイク。    さて、次のトラブルは冷蔵庫で、表示されてたトラブル表示ナンバーを調べてから、本体の下にあるパネルにつまりがあるということなので外して、掃除機をかけて雑巾で拭いたが、中途半端な気がしたので洗浄してみたところ、本来の機体の色が出てきた。  10時ころ外出する予定なので、2時間くらい時間が余ったところで映画を1本鑑賞した。「ヤング・アダルト・ニューヨーク」。  2014年、ノア・バームバック脚本・監督・制作。スコット・ルーディンが制作に名を連ねている。この人、俺が目をつけた映画で、たびたびその名が出てくる人である。特にこのノア・バームバックやウエス・アンダーソンやコーエン兄弟の作品に多い。  実はこの1年以内に一度鑑賞しているんだが、酒が入っていたようで記憶がほとんどない。初めて観たような感想となる。とても面白い作品で、どうしてもウディ・アレンと比較してしまう。主人公(この作品ではベン・スティラー)の持つこだわる性格がよく似ているんである。自尊心が強すぎる割には軽薄なところもありすぎる。本作で妻役のナオミ・ワッツがそれに加わって騒ぎを増長させてしまうというコメディである。  悪役(世間ではそうみられないが)のアダム・ドライバーがうまい。妻役のアマンダ・サイフリッドとともに売れっ子大活躍だ。特にアダム・ドライバーはこの後、同監督の「マリッジ・ストーリー」でも主演しており、早く旧作にならないかと待っていたんだが、ネトフリだったんだよなあ。  資金集めが楽らしく、多くの監督がネトフリで作る傾向が強くなってきている。観る側も対策を講じなきゃならないな。  10時半に出発、JR駅まで歩く。山の手線は結構空いている。が、降りた原宿はさすがに混んでる。ここではマスク装着しっぱなしだ。  青山霊園立山地区まで歩くが、下り道が多く膝への負担が大きい。途中で見た原宿ヒルズあたり店の看板「EAT IN TO GO」。新しいものではなく、まさに先取りの街だな。  到着し、早速墓の掃除を始める。と言っても、花生けの洗浄と墓石に水をかけただけだ。花生けの石をどかして傾け、水やりの汚水を流して洗浄し、墓の中を持参した懐中電灯で照らす。  昨年来たときもこうして中をのぞいたんだが、その時は暗くてよく見えなかったが、中に何もないと思えたのを今回確認するつもりだったんだ。で、やはり墓の中はもぬけの殻だった。どういうことなのか全く見当もつかない。帰宅してから管理しているところ(多分東京都)へ連絡することにした。  で、何も入ってないのに拝む必要もないだろうと、さっさと片付けて退散した。途中で花屋に出くわさなくてよかった。持参した線香も上げなかった。  そこから歩いて渋谷に向かう。人通りは渋谷直前になるまでは少なかったが、なんせ、この周辺は坂が多く車道は平らなくせに歩道は傾いているんで歩きにくいッたらない。これは膝などに障害があるものでなければわからないだろうな。  行違う人はほとんどお金持ち(あるいはそれ風)ばかりで、家に駐車してある車も高級車ばかりで、まさに「カレラ」の車(ポルシェ)などが置いてある。  女性のファッションに鼠色が多いのは今年の干支のせいだろうか?おしゃれも素敵だが、マスク美人が多い。これの本物美人の確率はどれくらいだろうか。不謹慎なことだが先日お亡くなりになった竹内結子さんについては、もう20年くらい前だったろうか。彼女のファンだった部下に向かって彼女を「マスク美人」と呼んだのはこの俺だ。彼女の顔は鼻から上を隠すと非常に下品な口をしているのをそう呼んだのだ。実際、その部下はそうやってみて、俺の意見に同調した。  マスク美人も多いが、それ以上にデブも多い。コロナストレス食いが原因だろうか?いや、それ以前からだろうな。太り方が「慣れてる」って感じの歩き方だもんな。  墓地を出てすぐナンプラーのにおいを感じたのは、青山学院の銀杏のにおいが漂って来ていたんだろうか。あれこそ都会にいて感じられる風物詩の典型だよな。電車から見る東京の景色は思ったよりも緑が多く、いたるところで季節を感じさせる?感じようと一生懸命探してる?まあ、どっちでもいいか、暇つぶしには。  電車の広告を見て「チョーヤの梅酒」のモデルが中村ゆりさんそっくりだったが、調べたら別人の25歳の女優だった。アングルのせいだ。  秋葉原駅に到着したのが1時1分前。1時に予約した献血ルームへは当然遅刻した。それにしても混んでいる。あちこちにコロナ対策が施されており、お菓子なども置かれてなく申告制となっていた。俺は朝食べすぎたせいか、この時間になってもまるで食欲がわかないので水分補給のみにした。  検査のための注射と本番の注射と2回刺された。昨日から刺されっぱなしである。30分、「オレンジページ」のスイーツ特集号を読みながら過ごす。  ちょうど山の手線を1周したことになる。家までの途中、業務スーパー~最近開店したスーパー~イオン系のコンビニで買い物する。  3時半帰宅。  墓地管理事務所に電話して確認したところ、管理費は納められているし、お骨の移動は許可制になっているが届け出はないということだった。謎だ。音信不通となった兄夫婦に確認をとることもできないし、したくもないので俺の気持ちの中では「散骨」したということで決着をつけようと思う。「お骨」自体には何の興味もないしね。  で、「ディランチ」。昨日の続き。鹿児島ラーメンの麺と台湾混ぜ蕎麦の汁、サバの味付け缶、白菜の塩麹漬け。  オリオンビール~燗酒2合をちびちびやりながら「レオン」鑑賞。1994年、リュック・ベッソン監督作品。大体は覚えているが「完全版」は22分長い。主役の二人もいいが、ゲーリー・オールドマンの「飛んだ」演技が「トゥルー・ロマンス」と同じくらいいいね。登場した時の若々しき顔はサム・ロックウェルそっくりじゃん。彼も「飛んだ」演技がめちゃうまい役者だ。  レオンに仕事を依頼する役のダニー・アイエロは名脇役だったな。「ドゥー・ライト・シング」が印象強く、ウッディ・アレンの作品にもいくつか出ていたっけ。昨年12月にお亡くなりになった。  途中から残っていた「いちゃゆん」をちびちびやり始める。  ナタリー・ポートマンは鼻たれ少女13歳で、初出演の作品では「鼻血ったれ」で登場してたんだね。  レオンはストイックな殺し屋の典型的な奴だが、「やわいところ」を見せるところが「サムライ」の殺し屋とは一線を画し、アメリカでも大ヒットした要素も十分。  8時半ダウン。    

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