2020年2月26日水曜日

庭園でてぇへん(大変)だったとさ(土佐)

2月25日。星期二。                    計測自粛。

 ホリエモンが大リーグカードにはまってお金を使ってしまう、という男性の相談に応えて曰く、それを職業にしてしまえ。そのほか、高校、大学と進路に迷う人に曰く、何も夢がなければ普通科より工業・商業といった専門高校へ行け。
 俺も普通高校1年次に、工業高校への転校を考えたことがあったが、やはり踏ん切りがつかなくそのまま成績を落としながら卒業してしまった。こういうところが凡人たる所以なんだな。あれが人生の転機ということになるんだろうな、ホリエモンに言わせれば。

 9時過ぎに出発。ケイとハンクを途中駅まで同行する。これは電車内でハンクが見知らぬ人からいじられることを避けるためである。年寄りはやたらに世界中の赤ん坊を触りたがるからである。自分の孫や息子・娘だけにして欲しいものである。

 ということで、混んでそうな都電を避け徒歩で地下鉄駅まで歩くことにした。20分以上かかるがこの措置は賢明である。

 地下鉄の中でM駅そばの郷土資料館が開いているかもしれないと教えてくれた。M駅は偶然だが月曜日に来ることが多く、月曜は休館日なんである。が、昨日が祭日ではないとはいえ、振替休日だから図書館と同様に休みかもしれないと思いながらも、併設の庭園は無料だから天気も悪くないので散歩して来ようと、M駅でケイたちと別れた。

 で、10分くらい歩いたところにあるその郷土資料館は果たして休みだった。手前の駐車場にトラックやピックアップ車が停まっていて、それが業者のものであり、庭園整備のために来ていることは庭園入口が休園になっていることでわかった。
 近くの保育所から来ていた人たちもやむを得なく引き返していた。多分子供たちを遊ばせるために来ていたんだろう。
 かなり高いところにあり、入口からも坂道を上る地形になっている。その入口を通り越してしばらく坂道を降りたり上がったりすると某大学の園芸学部(なんてものがあることを初めて知った)があるんだが、入学試験の最中なので出入り禁止となっていた。どこまでも拒否され続けた日であった。

 銀座へ向かう。時計の修理である。バンドが外れただけなんだが、自分ではなおせない。10分くらい待つ間広い待合室?をぶらぶらする。植栽やキリンを模した巨大な造形物があり、テーブルには各種雑誌やパンフレットが置いてあり、かなりの数の椅子などがある。
 ここがオープンして間もないころやはりもう一つあった時計の修理で来たことがあるが、その時はこんなのんびりした時間はなかったな。
 で、修理が終わった後説明があった。一応総点検したそうであり、そのための時間だったらしい。各部分に劣化が見られ、全部修理交換すると5万円以上かかるということだ。今回の修理代は2200円税込。
 買ったときは25万円くらいだったと記憶する。で、25年以上使っているから、1年1万円消費したと考えれば、この先20年(人生終了予定年数)使えるとすれば5万円は高くないと計算したが、20年持つ保証はあるのだろうか?尋ねてみればよかった、と考えたのは、「年金と相談してまた来ます」と答えてビルをあとにして歩きながらのことである。
 すぐ隣は銀座ライオンである。ケイのにぃにぃと来たいと思っている場所で、俺も入ったことがない。

 有楽町駅方面に戻りながら「高知県アンテナショップ」で買い物。その隣の沖縄アンテナショップ「ワシタ」で「スーパークッキー」小箱を買う。



 お昼になったが、あまりお腹が空いてないので、高知県アンテナショップにあるレストランの千円以上のランチには食指が動かなかったな。

 で、マンション近くのスーパーで「かき揚げ」を買ってそばを食うことにした。が、天ぷらすべて売り切れており、仕方なくコロッケを買う。
 昼食は「かけそば」。具材はコロッケ、天かす、長ネギ、サンチュ。

 午後のロードショーは「ファーストフード・ネーション」。2006年リチャード・リンクレーター監督・共同脚色作品。
 ハンバーガー売り上げ競争が激しいアメリカで、牛肉汚染に絡んだ諸問題を描く。2005年「いのちの食べ方」で語られる問題や映像なども扱われている。
 メキシコ人の不法就労に至るまでの過酷さ、就労の差別などは他の作品でも多くとりあげられている。
 権力と大企業がつるんで、環境・衛生・健康などに悪影響を及ぼしている現実を変えようという若者の行動までも描こうとする意欲は賞賛に値するが、問題を多く抱え込み過ぎてしまい、各エピソードは興味深いが、未消化というのが率直な感想である。

0 件のコメント:

コメントを投稿