2018年10月21日日曜日

打ち間違いにもほどというものあり

10月20日。星期六。

 起床時からまるで声が出ない。鼻が詰まったり、咳が出たり、寒気がするとかいう風邪の諸症状がなく、部分的に喉だけが調子悪いんであるが、食後風邪薬を飲む。鼻にはヴェポラップ。喉の上からもヴェポラップ。

 頭はすっきりしてたんで、洗濯が終わってからDVD鑑賞。二度目になる「ツリー・オブ・ライフ」。2011年テレンス・マリック脚本・監督作品。非常に難解に思えた最初の印象より、平易な部分をくみ取ることができ、ある家族の歴史を流れる川のように描いたものと思った。中でも厳格だった父親が自分自身の弱い面をさらしてしまうシーンが実にいい。ブラッド・ピットの迫真の演技だ。

 この作品をまた観るきっかけになったのが、先日観た「トラフィック」の編集の仕方を真似たんではないかと思った「シティ・オブ・ゴッド」の編集者がこの作品に関わっていたからである。
 この作品でも編集に重点を置いた印象を強く受ける。編集者に5名の名が連ねていることでもそれがよくわかる。わずかなセリフと交互に語り手が変わるナレーションで流れる画面を解説してゆく手法は賛否両論に分かれたこともうなづける。

 「2001年地球の旅」といったようなもんと言ったら監督に怒られちゃうかな?

 途中休憩時間を設けて買い物。都電停留所一つ分の距離を歩いて行くスーパーは久しぶりだが、店内の品ぞろえがかなり絞り込んだんではないかと思わせた。よくある売り上げ低迷による「迷走状態」の始まりである。

 ちょっと高いのに目をつぶって砂糖を買った。ケイのにぃにぃが実家から持ってきてくれたキウイの消化が追い付かないのでジャムに加工するためである。皮をむいて量ったところ900g以上あったんで、大瓶、中瓶1本づつ分になった。 
 実家に戻ったらジャム制作に追われるようになるが、ストックは東京のマンションの冷蔵庫にする予定である。

 昼食は「インスタントラーメン」。具材は前日とほぼ同じで、卵を追加した。

 3時前に都電で三ノ輪に出、日比谷線で仲御徒町へ。アメ横センター地下で「ナンプリックパオ」を買う。中は大混雑で、そのほとんどがアジア諸国のようで、やはり中国人が多い。

 仲御徒町駅に戻り、小伝馬町で降り、べったら市を歩く。昨日今日の二日間だからもう少し混雑しているかと予想して来たが、行列ができてたのは「朱印」のところと、結局なんだかわからない店のところだった。昨年と同じ場所に出ていた店で、べったら漬けが好物であるケイと明日来るWと食べる分の2本を買った。
 思ったより早く用事が済んで、時間がかなり余ったんで、一駅だがいつも通ったことのない経路で秋葉原まで歩く。
 キューバンカフェが気になったが、寄り道はなし。新聞買って、待ち合わせ場所であるヨドバシカメラの近辺の喫茶店で時間をつぶそうと考えたが、そこは人だかりで、窒息しそうなほど混んでた。
 で、浅草橋を目指し、歩きながら、ポンド君にメールして待ち合わせ場所変更通知をした。

 浅草橋で飲んだことはないが、居酒屋がかなりあることは以前から知っていた。秋葉原に比べ静かだし、年金生活者向けといえる。

 が、ここで気が付いた。確認したら、やっぱりメールには「水道橋」と打ち込んでいたんである。で、再訂正メールを送ろうとしたが、時すでに遅しで到着メールが送られて来てしまった。そこで相手に失礼と思い、俺がそちらに向かうことにした。駅にして三つ、6分。
 この間に土砂降り。まさに踏んだり蹴ったり飛んだり跳ねたりである。

 駅近くの「なんとか水産」で落ち着く。

 突き出しがアーサのさつま揚げ、子持ちシシャモ。ポンド君はアーサのさつま揚げが気に入ったらしく、メニューにはないが頼んで別料金で提供してもらうことにした。
 俺は「かんぱちの刺身」、「アナゴ天」、「レンコンチップス」。キリンクラッシックラガー瓶~ホッピー~日本酒の熱燗。
 時間ちょっとしゃべって飲んで、水道橋駅で解散。俺は飯田橋乗り換え、王子経由で帰宅。

 帰宅後即ダウン。9時半ころ?

 来年は浅草橋でやることに決めた。











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