2018年10月18日木曜日

遠征最後の日

10月17日。星期三。

 今回のケイのねぇねぇのところへの遠征も今日が最終日。

 今回はほとんど読書をしなかった代わりに新聞はよく読んだ。朝刊のみだとどこの新聞も三千円くらいだったと思うが、実に効率の良い時間つぶしだと思う。
 アナログ世代としてはネットニュースより頭に入るし、読み返しもスムースで、切り抜きという楽しみも思い出した。
 長期の旅行も当分予定ないし、新聞の購読の復活を考えてもよさそうだ。

 ベランダはルッコラの間引きも昨日終えて、抜いたものは他の植木鉢のマルチングに使った。米のとぎ汁をベランダにまくように伝えたが、それさえ行っていれば今の季節、枯らすこともないと思う。
 自分のマンションの防火管理者を勤めている身としては、両隣のベランダの壁の付近に物が置いてあるのを見過ごすわけにはいかないので、若干配置を変えてきた。
 使わなくなったベビーカー?や子供のおもちゃの乗り物(これもベビーカー?)、そしてプランターが載った三段の台。見てくれにも注意したので悪くないとは思うが....。


 朝食は「おにぎり」。定期的に組まれているらしい。具材は梅干し、昆布の佃煮、ツナマヨ、ねぎ味噌で各2個、合計2合。俺が作るおにぎりは1個当たり90~100gである。

 昼食は俺一人で、残り物整理。筑前煮、べったら漬けと菜飯。

 朝夕食、掃き掃除、大量の洗濯ものの展開と改修作業が家事のすべてで、それ以外は暇だ。今日はケイのねぇねぇから頼まれ、救急箱の整理と不足品nおリストアップだ。ここは俺の得意分野でもある。
 大量の防水パックがあり、後で尋ねたら、去年の暮れに坂道で自転車のブレーキが壊れ危うく車道に飛び出るところを、転倒で防ぐことによるケガの治療に病院から処方されたものだということだ。
 携帯スプレー式の虫よけ?と思ってよく見ると、何と殺虫剤だった。多分サンプルでもらったもんだろうが、あぶねえったらありゃしねぇ。

 午後はTVで西部劇をとぎれとぎれ鑑賞。なんせ画面の左下に国営放送の料金なんかのお知らせ?なんかが表示されていて字幕の約2割が見えないんだから、しっかり楽しむというわけにはいかなかった。
 「ララミーから来た男」。1955年アメリカ、アンソニーマン監督、ジェームズスチュアート主演。アーサーケネディ演ずる敵役の設定に無理がある脚本が作品の足を引っ張っちゃった。アーサーケネディはつい先日観た「アラビアのロレンス」でもいい感じの役をやってたな。

 読書はケイのねぇねぇの本棚にあった伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」。この人の著作は読んだことはないが、岸田秀の「ものぐさ精神分析」の解説文を読んだことがある。で、今回のこの著作は本人にとってのデビュー作ということで、好き嫌いをはっきりとした口調で述べていて実にすがすがしい内容となっている。
 1965年コロンビア映画「ロードジム」やその前年の「北京の55日」に出演しており、その時のエピソードが面白い。ロードジムでのピーターオトール(「アラビアのロレンス」)の演技の確かさに舌を巻く描写もいい。これは是非観たい。監督のリチャードブルックス(最近観たものでは「雨の朝パリに死す」)にも興味あるし。
 原作は確か薄い文庫本で高校のころ、本屋の棚で気になっていたものだ。

  夕食は「しょうが焼き」、「キャベツとあさりのスープ」、「めかぶ、なめたけ&チーズ入り納豆」、「ポテトサラダ」、「ぬか漬けキュウリ&人参」。

 後片付けを終えて8時に自分のマンションを目指す。

 だらだらして10時過ぎにダウン。

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