2017年9月2日土曜日

次は河童語でも

9月1日。星期五。             141/88。61.4kg。

 
暑いほどだった午前中に父娘?夫婦?でひなたぼっこ。
  不順な天候が続いてるが、合間を縫って庭作業。この日はきゅうりを撤収して、その後の掘り起こし&ふるい作業をした。きゅうりの根は空芯菜ほどではないがかなりあったな。
 撤収直後の畑にはダンゴ虫、ヤスデ、ウリハムシ、コガネムシの幼虫、かたつむりなどがわんさと生息しており、特にダンゴ虫の多さには目を見張ったくらいだ。ここでは益虫とされてるんでいい気になって増殖しているみたいなところもあり、鼻についてきている昨今でもある。
 相変わらずツルムラサキは元気がいい。で、かなり伸びたつるを追ってみると...。
先日雑草取りをしたあと、生態系が変わっていた。1種類の雑草で埋まってた。

つるにぶら下がったまま完熟しそうなゴーヤー。
黄色くなった葉がちらほら見え出したゴーヤーにぶら下がってる実はいまだに10本以上ある。冷蔵庫に残ってるのは1本で、やっと消費に追いついた感じで、最後は漬物にする予定である。

 昼食は「正統・貧乏丼」、「ツルムラサキと豆腐のお吸い物」。正統とはさんまの缶詰と三つ葉を使ったものである。

 午後は毎月恒例のエアコンフィルター掃除を済ませてからはだらだら過ごす。

 芥川龍之介の「河童」を読んでいる。「キン・ザ・ザ」を観た直後なんで笑ってしまう。この小説、主人公が河童を追っかけてるうちに穴?に落ちて「河童の国」に入り込んでしまうところから始まり、そのカルチャーショックがまるで「キン・ザ・ザ」なんである。
 ちなみに河童語で「確かに、その通り、exactly」は「qua」で、つまり「クアー」ってんである。多分他の単語に「クー」って発音するものもあるはずである。これが昭和2年の作品だからな。驚きでもある。

 村井弦斎の「台所重宝記」では牛乳瓶をゆすいだあとの水を庭木にまくのがいいことを知った。明治時代末の出版である。驚きである。現代でも多いに役に立つ本である。借りてる間に読みきれそうにもないから、買うことも考えてる。

 夕食は二転三転して決まった。「鶏肉とピーマンの塩にんにく炒め」、「蒸し茄子の酢醤油漬け」、「ゴーヤーの醤油漬け」。これにケイのにぃにぃが作った「ソーキ」の派生物である汁を使って作ったスープで「ラーメン」。これにサッポロラガービール(瓶)。
 トッピングは豚こまに味付けして小麦粉でハンバーグのようにして焼いたもの、空芯菜を炒めたもの、白髪葱など。「排骨麺(ぱいこうめん)風」を再現したもので、麺は半分量にした。

 食後、「ソーキ(今回は初の中華風味)」をおつまみにし、焼酎の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
 「インターステラー」。クリストファーノーラン監督作品。あのお、ちょっぴりというかぁ、かなり相対性理論とかぁ、なんとか理論とかぁ、知ってねえとさっぱりわからねぇんじゃねぇのぉ。
 まあ、そういった難しいのは無視して3時間近い作品を最後まで観た。なんかぁ、「2001年」とか「コンタクト」とか今まで観たSF映画のエッセンスがちりばめられたって印象を受けたな。

 そういえば主役のマシュー・マコノヒーは「コンタクト」にも出てたし、プロヂューサーの中にも「コンタクト」に関わった人がいたりする。パイプオルガンがなったりすると「2001年」を想起する。2台のロボットが反乱起こしやしないかと余計な心配したりしてしまった。

 「コンタクト」との類似点は、他にもあり、「神」とか「愛」に関わることが後半で焦点に なっているということだ。こうなるとヒューマニズムドラマが鮮明となり、俺なんかにも理解できるようになる。
 「アルマゲドン」や「スペース・カウボーイ」を想い出す場面や、主人公の娘の老け役はジョディ・フォスターがやるんじゃないだろうかとか、じゃがいもを作れなかったマット・デイモンが出てきたりで、突っ込みがいのある約3時間だった。終わってからさらに2人で突っ込みを入れながらウイスキーをなめてからダウン。10時半ころ。

0 件のコメント:

コメントを投稿