2017年8月20日日曜日

わたくし生まれも育ちも....、違うとこです。

8月19日。星期六。         150/90。61.8㎏。

 この日は前夜(11時)ちょっと遅かったんで、朝も遅め。で、とりあえず俺が提案した柴又の「山本亭」を目指し、9時過ぎ頃に出発した。
柴又帝釈天の水場。「龍神」となってたが、どう見ても蛇だよな。俺の干支だからまあいいんだけど。

寺にはやはり蓮が似合う。

よくわからないもの。寺にはこうしたものも多い。追っかけ設置したもんだろ。

これも比較的新しそうな碑。これがなくとも百日紅そのものとわかるから、意図がどこにあるのか?
  駅から即参道になっちまうんで帝釈天を避けて通ることまかりならなかった。続いて山本亭に。
庭にはまあまあの大きさの池と蓮が。

座敷から見た庭。ゆがんだガラスがいい。
 が、全般的に修復の仕方が稚拙で、本来の復元を目指していないことから、安っぽく見えてしまっていて、期待したほどのことはなかった。文京区安田邸と比較しちゃうのはかわいそうだが。
 続いて「寅さん記念館」~「山田洋次ミュージアム」。
中の展示物は充実しており、各ブースで映像が見られるのもうれしい。
 
  もちろん前作観ているわけではないが、70年代当時はこの作品のもつ雰囲気が身に合ったんだろうな。「偉大なるワンパターン映画」だが、ヒロイン(マドンナ)が変わるたびにムードも変わる。個人的には大原麗子、松坂慶子が好きなんで、観ているはずなんだが、今回、彼女らは各2作品に出演しており、俺はそのうちの1作づつしか観ていないことを知った。
 現在やってる全作品放映は、確か3年目じゃないかな?で、放映予定を見たら来月2日が大原麗子が出演する第22作だった。そのあとが第34作。松坂慶子は27と46。

 山田洋次ミュージアムはワンフロアしかなく、映像も少なく、まあ、ほんとにおまけって感じだったな。

 そこから中川べりを歩き、矢切の渡し場まで行ったが、川があまりにも汚く、おまけに渡し場にごてごて貼ってあった注意書きのような張り紙に辟易し、市川へ行くのに北総線を使うことにし、柴又まで戻った。
 北国分で下り、昼食をとることにしたが、目指す博物館方面には満員の中華屋以外にほとんど店がなく、戻って反対方向に歩いて「COCOS」を見つけ、席も空きが見えたんで入った。
 「合いびきハンバーグ160g」と「パンセット(ドリンクバー)」と生ビール。湿気の多い中を歩いてきた身にしみわたった「一番搾り」だったな。ハンバーグは普通で、原価計算をしたところ200円は絶対下回るはずとみた。今朝チラシチェックして、実家の近所のスーパーでは合いびき100gあたり79円税別ってのを見たばかりなんで。

 そこから歩いて10分くらいで「市川歴史博物館」&「市川考古博物館」を見学。親子連れを何組か見かけたが、夏休みにこういうところに連れ歩くのは感心ものだな。子供もいやそうには見えなかったし。千葉の子供はお利口さんが多い?
 ここで気になったのが「ドロメンコ」と「オビシャ」。

 「ドロメンコ」は子供の遊び物の「めんこ」のルーツとされてるそうだ。泥で作られてるんだから、丸メンや各メンといった紙製のものとは違った遊び方だったに違いないが、解説によればおはじきに似た遊び方をしていたらしい。これは他の地方でも掘り出されているはずなんだが、こうした博物館で観たのは初めてである。この次、歴史博物館に行く機会があれば是非探してみたいものだ。
 「オビシャ」は年の初めころに行われる祭礼の1種であり、特に千葉県に多いそうで、埼玉や茨城などでも行われていたようだ。飲み食いしたり、弓を引いたりして豊作を祝う祭りだったらしい。農民が弓を引くという行為が気を引いた。

 北国分に戻って、北総線に乗り、青砥へ行き、乗り換えて日暮里まで行く。駅から鶯谷方面を目指して歩き、先日ケイのにぃにぃと来たことがある「萩の湯」でひとっぷろ浴びた。
 休憩室と飲み食いどこになっているところで生ビール、中と小を各一杯づつ。からすの行水である俺は一足先に上がってたんで、当然飲む時間がWよりも多くなる。

 そこから歩いて10分くらいのところの鶯谷駅近くの老舗の飲み屋で飲む。ちょっと雷まじりの小雨がぱらついてたんで外の立ち飲み風景が見られず、店内も満杯かと心配したが、ラッキーなことに1席空いてた。しかも高校野球が好きなWにとっては一番TVが見やすい席となった。
 東北と関西の高校の試合で、Wは東北の応援をしながら、俺はそれをおちょくりながら飲む。

 生ビール~日本酒(冷や)と「シロ・たれ」、「冷やしトマト」、「お新香」。

 テーブル席は2時間が限度と書いてあったんで、試合が始まったころに入店したんで、試合が終わるまで飲むことにして、結局9回裏に劇的な逆転で東北が勝利して、Wはいい気分になり、俺は別にどうでもよかったが、友人がいい気分になっているのに悪い気はしないものだ。で、店を出たところで来月の再開を約して別れた。

 田端で下りてから業務スーパーで買い物をした。レジの子の雰囲気がいつもと違うことに気が付き、ネームプレートを見たところ「フェ」となってた。まだ日本語も流暢ではなく、最初は中国人かと思ったが、聞いてみたらベトナム人だった。「シンチャオ」とあいさつ言葉を投げたら、「シンチャオ」と返してくれた。

 ちょっと腹が減ってきたんで、ソバでも食おうと考えたが、適当な店がなく、田端駅構内には「うどん屋」しかなかったんで、自宅ちかくの100円コンビニで「冷凍蕎麦」と「冷凍天ぷら」を買って帰った。

 で、そばをかっ込みながらTV鑑賞。「寅さん」である。「寅次郎頑張れ!」。マドンナは藤村志保。大映看板女優である。大竹しのぶと中村雅俊のロマンスも絡んでにぎやかな作品だが、肝心のマドンナとの絡みがいまいち消化不良で作品全体がまとまらないままに終わってしまっている。

 続けて「アド街」は種子島。やはり南はいいなあ。のど渇いて、発泡酒をお供に鑑賞。9時にダウン。

 

 
帰り道田端あたりの夜空。何の光だろう?

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