2015年6月16日火曜日

のんちゃんのり弁

 大量の紫蘇を消化する手立てはネットで検索してもそのほとんどがジェノベーゼになる。
てなわけで昨日の昼食はパスタ・ジェノベーゼソースになった。
取説もよく読まずに最近購入したミキサーを使ったところ空回りで役に立たず、昔ながらのすり鉢で作ることになった。こういうときにベトナム?タイ?の「クロック」が欲しくなる。
 がっしりしていて、すっているときに動かないので一人でも楽なんであるが、日本のはなんとか動かないよう工夫が必要で、もう一人の手があればその機能を最大限生かせるものである。
 松の実かカシューナッツが欲しいところだが、そこはケイのあにぃのアイデアで「柿の種」の中のピーナッツで代用した。当然残された柿の種は夜の酒の相手に単身赴任するわけである。

夕食のメニューは「ごぼうとにんじんのきんぴら」、「塩しゃけ」、「ちくわのてんぷら」とくればまさしくのり弁を想像できるだろう。
ケイのあにぃの発案で「のり弁」を作ることになった。前日の国営放送の料理番組で、東京の有名な日本料理屋「なOOん」の板前が「ちくわのてんぷら」を作っていたのを観たことによるものである。
だが、肝心の決め手であるてんぷら粉をビールで溶かす工程を省いてしまった。なぜか?もったいないからである。お互い職を持たない身であるから普段飲んでいるいるのも発泡酒であるからして、ビールを飲まずに料理の素材として使うことに強い抵抗があったわけであるが、これには大いにうなづける。しかも仕上がりは一般で売られているものと比較しても遜色ないものとなった。
本日のタイトルの映画、TVドラマを思い出した。どうということのないシングルマザーの話なんだが、亡きつれあいが好んだもので、なんとなく忘れがたいものとなっている。
 このほか「キャベツの味噌汁」、「紫蘇のてんぷら」、「ぬかみそきゅうり」。
食後、泡盛のシークワーサー水割り(オトーリー)をちびちびやりながら映画鑑賞。「のど自慢」。
井筒作品。とにかく脚本がいい。これだけ庶民感覚でドラマチックに物語れる才能は国営放送の朝ドラの作家に見習って欲しいと思う。
で、舞台の軸になる話が国営放送の「のど自慢大会」である。
最後の歌に「上を向いて歩こう」だなんてにくい。にくすぎる。
ちなみに同監督と俺は同い年である。別に意味はないが。
しかも誕生日がケイと同じなんである。別に意味はないが。

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